ホーム > 生地からオリジナルなノベルティグッズを作るためには?販促品との違いや効果についても合わせて解説
2023.6.28
お店で買い物をすると無料でおまけが付いてきたり、イベントに参加したらお土産をもらったり、あるいはいつも利用しているサービスからプレゼントをもらったりした経験はありませんか?
そのおまけ・お土産・プレゼントのことを「ノベルティ」や「販促品」と言います。
お客さん目線では無料でもらえて嬉しいノベルティですが、実は無料で配られているのにはちゃんとした理由があるのをご存知でしょうか?
今回はノベルティの効果や人気のアイテムをご紹介します。
とお考えの企業や個人のクリエイターは、ぜひ本記事を参考にノベルティを有効活用していきましょう!
目次
「ノベルティグッズ」または「ノベルティ」とは、企業名やクリエイター名、ロゴなどを入れたアイテム・グッズのことです。
最近では企業だけでなく個人クリエイターもノベルティグッズを制作する人が増え、自社名や商品の宣伝のために無料で配られています。
「ノベルティ」と共によく使われる言葉に「販促品」があります。
「販促品」とは、セールスプロモーション(=販売促進)のために使われるグッズ全般のこと。たとえば、販促品には次のようなものがあります。
さまざまな販促品の中でも、企業やクリエイターの名前・ロゴを入れたオリジナルなものがノベルティです。つまり、ノベルティは販促品の1つでもあります。
販促品もノベルティも高価である必要はなく、低コストで効果の高いグッズを作ることも可能です!
【ポイント】
販促品とは:セールスプロモーション(販売促進)のために使われるグッズ全般
ノベルティとは:販促品の中でも企業名やクリエイター名、ロゴなどを入れたオリジナルのグッズ
お客さん目線でいるとなかなか気付きにくいですが、ノベルティは日常の様々なシーンで配布されています。
さらに配るシーンによって呼び方が変わることもあるため、ここでは配布するタイミングや別の呼び名もチェックしておきましょう!
⚫︎展示会やイベントで来場者に配る:景品、お土産、試供品など
⚫︎お店の開店記念や周年記念に配る:記念品、プレミアムなど
⚫︎買い物をしたお客さんに配る:おまけ、付録など
⚫︎年に1回お世話になっているお客さんに配る:粗品など
他の企業やクリエイターが実際にどんなノベルティを配っているのか参考にしてみるのもいいですね。
販売促進のためによく行われるのが、キャンペーンや新商品の開発です。
しかし、毎回キャンペーンを開催したり新商品を開発し続けることは、非常に手間とコストがかかります。最初の方こそ反響は大きいですが、数日ですぐに落ち着いてしまうのです。
ノベルティは手間とコストを抑えて中長期的に販促活動ができるというメリットがあります。キャンペーンのような爆発的な反響はありませんが、長い目で見るとジワジワと効果を発揮するのです。
そこで、ノベルティの効果を詳しく解説していきます。
ノベルティを無料配布することは、自分や企業のことを知ってもらうチャンスです。
ノベルティには名前がロゴが入っているため、「これは何のお店だろう?」と気になった人が調べてくれますよね。
また、ノベルティをもらった本人以外にも知ってもらう機会にもなります。たとえばノベルティのボールペンを使っていたら、次のような会話が生まれるかもしれません。
「そのボールペン、どこの?」
「これは〇〇というお店でもらったんだ。使いやすいよ。」
「〇〇っていうお店ね!調べてみるよ」
このように認知度がアップしていくので、何かのきっかけに来店や購入につながりやすくなります。
普段使いしやすいアイテムをノベルティにすることで日常的に使ってもらえますよね。使うたびに名前やロゴが目に入るため、その企業やクリエイターに親近感を持ちやすくなるのです。
これを心理学用語で「ザイオンス効果」といって、何度も繰り返し接触することでその相手のことを身近に感じる効果があります。
この「接触する」というのは、「会う」でも「使う」でも「目に入る」でもOK。何度も同じCMを見ていると無意識にその音楽や人物、商品に親近感を抱くのと同じです。
クオリティが高くて実用的なグッズをノベルティに選んだ場合、ブランドイメージの向上も狙えます。つまり、企業やクリエイターの好感度がアップする効果があるのです。
そのためには、お客さんがもらって嬉しいアイテムや意外性のあるアイテムをノベルティにする必要があります。また、ノベルティの渡し方にもホスピタリティを意識するとお客さんの印象に残りやすくなります。
どんなノベルティを選ぶにせよ、お客さん目線で考えることが大切です。
無料のノベルティを使うことで売上アップも見込めます。
まずノベルティを通して企業や商品を知ったお客さんが購入してくれる間接的なパターン。
そして「5,000円以上の購入でオリジナルグッズプレゼント」のように、商品を購入してもらうためにノベルティを活用する直接的なパターンです。人はお得感が好きなので「どうせ買うならグッズも欲しい」と購入してもらいやすくなります。
では、どんなノベルティグッズが効果的なのでしょうか?SNSで人気のアイテムをチェックしてみましょう!
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先述した認知度アップやイメージアップなどの効果を得るには、ノベルティに企業名やクリエイター名、ロゴを入れるのは必須!
取り扱っている商品のコンセプトに合うアイテムやグッズだと、商品との親和性も高くなりおすすめです。
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ノベルティは使ってもらうことが重要。そのため、実用的なアイテムを選びましょう。
特に好まれるのはトートバッグ。企業名やロゴを入れやすく、低コストで、いくつか持っておくと便利で、どんな人にも使いやすいアイテムです!
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派手なノベルティは目を引きますが、実は人気があるのはシンプルなもの。お客さんの好みに合わないものは使ってもらいにくいためです。
シンプルなデザインでも生地や色、ロゴなどにこだわることでおしゃれなアイテムを作れますよ。
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夏にうちわ、冬にホッカイロのように、季節感のあるグッズは使用される頻度が高くなります。
梅雨の時期なら「折り畳み傘のお買い上げで傘カバーをプレゼント」のように、季節にぴったり合ったものが良いでしょう。梅雨は「突然の雨に降られて傘がない……」というシチュエーションも多いので、意外と狙い目ですよ。
それでは実際にノベルティを製作してみましょう。ノベルティグッズは4つのステップで、意外と簡単に作れますよ。
まずは目的を決めることからスタート。
認知度アップならロゴを大きめに入れられるアイテム、展示会などのイベントを盛り上げるならテーマに合わせた限定アイテムなど、目的や狙った効果によってアイテムを選びます。
目的が曖昧なまま製作してしまうと、ただのバラマキになりかねません。ゴールを決めてからそれを達成できるノベルティを考えてみてくださいね。
男性と女性とでは趣味や好みが違いますし、子供と大人とでは惹かれるアイテムが違います。そのノベルティをどんな人に手に取ってもらいたいか、ターゲットを決めましょう。
主婦なら「トートバッグは何枚あっても良い」という人もいますよね。40代くらいの男性なら、かっこいいライターに惹かれる人も。若い学生には書き心地の良いペンやノートがあると使ってもらいやすいです。
ここではお客さん(ターゲット)目線に立つことが何よりも重要なポイントになります。
目的、ターゲットが決まっていれば、アイテム選びもスムーズに進みやすいです。ここでは例として、どんなグッズがノベルティに使われているのかご紹介します。
【ノベルティに使われやすいアイテム】
・トートバッグ
・タオル
・タンブラー
・カレンダー
・ボールペン
・ふせんやメモ用紙
・ファイルケース
・ライター
・ブックカバー
など
本記事も参考にしながら様々な企業やクリエイターのノベルティをチェックして、「これだ!」と思えるアイテムを考えてみてくださいね。
ノベルティが決まればいよいよ製作です!
トートバッグや巾着袋など簡単なアイテムを少量なら自分で製作することも可能ですが、自分では難しいアイテムや大量に作る場合は工場にお願いする場合がほとんどです。
ノベルティ製作の会社もあるため、そちらに依頼するのもいいですね。
布製のノベルティを製作する場合、大変な工程が「裁断」です。工場に依頼することもできますが、すでに裁断してある生地ならばコストを抑えられることも。
生地裁断のやり方については、以下の参考記事をチェックしてみてください!
生地問屋YAMATOMIには生地裁断サービスもあり、ノベルティを製作するお客様にもご利用いただけます!
提携している裁断工場にてお好きなサイズ(※要相談)に裁断させていただきます。プロのクオリティで、納期も1〜2週間程度で仕上がるため、お客様のご負担を減らせる魅力的なサービスです!
生地問屋YAMATOMIのスタッフが、生地の選定から裁断・出荷まで丁寧にご案内させていただきますので、お気軽にご相談下さいませ。
ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。