ホーム > 2020年のSS企画に!さわやかなストライプ柄がブームの兆し!
2019.1.25
2019年の年が明けて、1月ももう間も無く終わろうとしていて、お店には春物の洋服が少しずつ並び始める頃。
そして春物に続いて夏物の洋服も目にすることが増えるでしょう。
あなたは今年の春夏、どんなアイテムをゲットしたいと思いますか?
ファッション業界ではすでにSS(Spring Summer)企画が発表されていますよね。
今年のSS企画では、ストライプ柄がまたまだブームになりそうな予感です!
そこで今回は、さわやかでかわいいストライプ柄について取り上げました!
目次
ストライプ柄というのは、簡単に言うと縦シマ模様のことです。
2色以上の異なる色を使ってラインを作り、複数平行させた模様のことを指します。
動物のシマウマを想像してみるとわかりやすいですね。
本来ストライプとは縦シマ、横シマ、斜めのものなども指している総称でもあります。
ただし日本においては「ストライプ=縦シマ模様」と認識されることがほとんどです。
そのため、海外に行くと表現方法が異なる場合が多いので注意しなければいけません。
「ストライプ」という呼び方と「ボーダー」という呼び方についてもう少し詳しく解説しましょう。
ストライプは2色以上の色で構成されるシマ模様の総称のことですが、英語圏では縦・横など以下のような違いがあります。
縦シマ:バーティカル・ストライプ
横シマ:ホリゾンタル・ストライプ
斜め:ダイアゴナル・ストライプ
日本では縦シマが「ストライプ」、そして横シマが「ボーダー」と呼ばれることが多いですよね。
ただ、本来の意味のボーダーは「ふち」「境界線」と言う意味で、境界線をはっきりさせるものをボーダーと言うのです。
「ボーダーライン」という言葉のイメージがピッタリでしょう。
ファッションの世界でも「ボーダー」と呼ばれるアイテムはありますが、生地全体ではなく、一部にラインが入ったものをボーダーと言うことが多いです。
ストライプとボーダーの定義について覚えておくと、日本だけでなく海外のファッション事情にも詳しくなれますね。
ストライプ柄というと、生地にプリントされたものをイメージする人がたくさんいるでしょう。
例えばポリエステル生地やコットン生地は染色しやすいので、プリントすると綺麗に発色しておしゃれなストライプ柄アイテムを作ることができます。
ただしプリントの場合、繊維に色がしっかりついていないこともあるので、洗濯を繰り返すことで色落ちしてしまう可能性も高いです。
プリントされたストライプ柄のアイテムを洗うときには、あまり強くこすらない、強い洗剤を使わないようにしましょう。
そして色物と白いものを分けて洗うことで、色移りを防ぐこともできます。
プリントされたストライプ柄以外にも、すでに染色された繊維を部位ごとに色を変えて織ることで作り出すストライプ柄もあります。
例えばマフラーでもストライプ柄が人気ですが、2色以上の毛糸を使って編むことで誰でも簡単に手作りのストライプマフラーが作れますよね。
また、ちょっと変わった「サッカーストライプ」というアイテムもあります。
これはスポーツの「サッカー」の方ではなく、縦糸をたるませた部分と引っ張った部分を交互に織った織物のこと。
そのため表面が凸凹しているのが特徴的で、吸水性が高い、乾きやすい、そして伸縮性があるというメリットがあります。
それでは実際に、私たちの身の回りにはどんなストライプ柄のファッションアイテムがあるのでしょうか?
ストライプにも2色のもの、3色以上のものから、線の太さが均一なもの、バラバラなものなど、さまざまな種類があります。
例えば同じシャツでも、ストライプの色や配置を変えるだけでまったく違うアイテムを作ることができるんですね。
今回はInstagramから、選りすぐりのおしゃれなストライプ柄を集めました!
先ほど解説したサッカーストライプって、初めて聞く人はどんなアイテムなのか想像が難しいかもしれません。
しかし、きっと誰でも一度はショップなどで見かけたことのあるアイテムなんですよ。
Instagramにもサッカーストライプのアイテムがたくさん投稿されていました!
今年のSSのストライプアイテム選びの参考にしてみてください。
こちらのスプリングコートはサッカーストライプです。
よく見るとコートの表面が凸凹しているのがわかります。
サッカーストライプのアイテムは特性から薄い生地であることが多いので、冬から春に移る季節にはスプリングコートがぴったりですね。
こちらの鮮やかなオレンジが特徴のフレア袖トップスもサッカーストライプ。
表面のラフ感があり、さらっとした肌触りで着心地が最高です。
遠目からみるときちんとストライプ柄に見えるのも素敵ですね。
このような正装用のベストやズボンにもサッカーストライプが使われていることがあります。
春夏に結婚式をする人は、男性はタキシードで暑いですよね。
サッカーストライプなら生地が軽く通気性もあるので、春夏の結婚式にオススメです!
春夏にはあまり洋服を身につけず、さらっと着れる一枚で済ませたい人も多いですよね。
そんなときに便利なのが、1枚でも格好が付くストライプシャツワンピースです!
ストライプ柄がさわやかさを引き出してくれますよ。
白生地に黒のラインが複数入った、シンプルなストライプシャツワンピース。
誰でも挑戦しやすいモノクロコーデはもちろん、小物でアイテムを加えて上級者コーデもしやすいアイテムです。
ポケットの横シマ柄がワンポイントになっていますね。
大人っぽく着たいなら、落ち着いた色味のストライプ柄に加え、綺麗な形のワンピースを選ぶといいですね。
ハイヒールを合わせればよそ行きのファッションにもなります。
スカートのドレープ感もかわいいですね。
渋谷系ファッションが好きな人は、3色や4色もの色が使われたマルチカラーストライプがオススメです。
色が増えるとそれだけアイテムも華やかになり、一枚で主役級の存在感!
女子会やデートでも注目されること間違いなしです!
ストライプシャツなどのトップスは誰でも取り入れやすいですが、ワンステップアップしたい人は、ぜひストライプボトムスにも挑戦してほしいです。
スカートからパンツスタイルまで、いろいろなボトムスにもストライプが使われています。
初めてストライプスカートに挑戦する人は、落ち着いた色味でペンシルスカートを選んでみてはいかがでしょうか?
落ち着いた雰囲気があり、キレイ目コーデからカジュアルコーデにまで応用できます。
腰にベルトやリボンなどがあるとウエストラインをキレイに見せてくれますよ。
ストライプパンツはコーデによって一気にカッコよくなれるので、ぜひ挑戦してほしいアイテムです。
ストライプの縦シマ効果で足も長く見せることができますよ。
最近はセットアップも販売されているので、上級者にいかがでしょうか?
ボトムスコーデに自信がない人は、このようにストライプワンピースを使って上からトップスを着て、スカート風にするのもオススメです。
ワンピースをスカートとして使うコーデを考えることで、感覚が掴めていくでしょう。
シャツワンピなら襟をのぞかせるのもかわいいですね。
ストライプ生地の洋服ってとてもかわいく、カジュアルにもガーリーにも着れる優れたアイテムですよね。
そんなさわやかな洋服を作りたい人のために、YAMATOMIオススメのストライプ柄生地をご紹介します!
適度な反発感と美しいドレープ性、さらりとしたタッチが魅力の生地です。カラーバリエーションが豊富で清涼感もあり、SSのトップスやインナーなどに向いています。
オーガニックコットン100%のソフトで軽やかなタッチが特徴の薄手ローン。ストライプ柄の一部にドビー織りを施して凹凸感のある表情豊かなルックスを表現、ワッシャー加工でナチュラルな印象をより引き立たせた生地です。
ぼこぼこしたストライプが爽やかなドライタッチ素材です。ストレッチ性と撥水性も兼ね備えています。
80Sのローンに塩縮加工をし、ぼこぼことしたウェーブに。うっすらとしたさりげないストライプがかわいいですよ。
環境に優しいテンセル繊維を使った、柔らかな肌触りとしなやかなドレープ感がSSにぴったりの生地です。
ミラクルウェーブ加工が施された、軽やかな手触りのコットン生地です。控えめでソフトな配色のマルチストライプがさわやかなアイテム作りにピッタリとなっています。
速乾性があり扱いやすいポリエステル100%の生地で、伸縮性とシアサッカーの凸凹感がさらっとしているのが特徴です。
ポコポコとした質感がアクセントのブークレーボーダー。アイテムに柔らかな表情と可愛らしさをプラスしてくれます。
フリンジを表現したカットドビーがポイントのストライプ。薄手でサラッとした肌ざわりとやわらかい風合いが特徴の素材です。シャツやワンピースなどの衣料は勿論、雑貨資材などにも向いています。
ストライプ生地にはプリントされた生地もありますが、繊維をうまく加工して、凸凹間のあるストライプ生地もありましたね。
凸凹感があることで表面のデザイン性、立体感を演出するだけでなく、生地の部分によって吸湿性が異なり、さらに速乾性もあるため汗ばむSSの季節にぴったりです。
ストライプ柄の生地は見た目だけでもさわやかさがあるので、その良さを引き出すためにも薄手の生地を使うのもいいですね。
来年のSS規格に向けて、さわやかで人気の高いストライプ柄の生地を選んでみてはいかがでしょうか?