ホーム > 展示会イベントを盛り上げる!ブースの装飾に役立つ生地特集
2025.6.20
自分の商品を広く知ってもらい、手に取ってもらい、気に入っていただくーー。
その機会をつくるために、展示会イベントへの出展を考える人も多いのではないでしょうか?
展示会成功のためには、思わず目をひく展示ブースを作ることが大切です。
そこでぜひ活用してほしいのが、テキスタイル(生地)の力!
本記事では、展示会イベントを盛り上げるコツとブース作りに役立つ生地についてご紹介します。
目次
展示会の場所は広さが限られていることが多く、会場設営にはある程度の制限があるかもしれません。
その範囲内で来場したくなるブースを作るために、まずはブースデザインのポイントを押さえておくことが大切です。
展示ブースを装飾する前に、まずはブースの位置・広さ・形状を把握する必要があります。
広い会場の中で自分の出展ブースがどこにあり、どのくらいの面積で、どんな形か(長方形やコの字型など)をチェックします。
ブースの位置は出展者が選べる場合もあれば、会場側で割り振られる場合、くじ引きで決まる場合などがあり、必ずしも希望通りになるとは限りません。
ブースの理想の形状は長方形です。
正方形だとレイアウト次第で窮屈に感じる場合があります。
できそうであれば事前に下見して、場所や広さの体感を掴んでおくと良いですね。
ブースのイメージは基本的に商品のブランドイメージや、会社のカラーやフォントに合わせて作ります。
複数ある商品の中で宣伝したい商品を決めて、その商品をメインにPRを作り込むのもオススメです。
レイアウトのコツは、来場者がブースに来る動線を考えること。
右側に入り口を作ったものの、実際の人の流れは左から来ることが多くスムーズに誘導できなかった……といった失敗談もあるので、動線の把握は意外と大事です。
なんとなくブースが窮屈に感じるときは、入り口のスペースを広めに取ることで圧迫感が減り、気軽に立ち寄ってもらいやすくなりますよ。
一番悩ましいのが「どのようにしたら目を惹くのか」を考えることではないでしょうか?
特に周囲に似たようなブースがある場合、回遊してもらいやすいですが、何か印象に残らないと短時間で離脱されやすいです。
他と同じような無難なブースや商品を陳列しているだけのブースより、個性がキラリと光るブースを考えてみましょう!
実は展示会イベントで、布を活用している例はまだまだ少ないです。
だからこそ、テキスタイルを展示会のブース装飾に作ることで他とは一味違う空間を演出できますよ。
ターゲットに合った装飾にする
目立ってさえいれば集客できたり、その後の成果に繋がったりするわけではありません。
ターゲットとなる相手に“刺さる”ブース作りが肝心。
ある程度のイメージが固まったら、改めて「どの年代のどんな人がターゲットなのか」「そのターゲットに届けるために必要な訴求ポイントは何か」を見直してみましょう。
とにかく派手でするのではなく「誰に何を届けたいのか」を明確にしておくことで、あれこれ装飾するのではなく、本当に必要な装飾アイテムが見えてきます。
展示会イベントでは、商品を並べるだけではアピールできません。
実際にブース作りをしてみれば、意外とたくさんの装飾やプロップス、アイテムが必要なことに気付くでしょう。
どんな装飾の種類があるのかを、Instagramの事例も交えながらご紹介します。
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ブースの目印となるのぼりや垂れ幕は、展示会はもちろん様々なイベントでも定番の装飾アイテムです。
軒先にのぼりが立っていると「おっ、何かイベントをやっているのかな?」とお客さんの興味を引きやすくなります。
自由にデザインできるほか、のぼりの形状も様々。
ギザギザ型、バタフライ型、さらには卓上に置ける小さなのぼりまで。
垂れ幕はさらにサイズ感が大きいため、インパクトを与えたいときに1枚設置してみるのがオススメです。
お店の看板をラグで作るという事例もあります。
ラグをあえて敷くのではなく、目に見える位置に飾ることで、興味を持った来場者が思わず触りに来たくなるような仕組みですね。
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展示ブースにそのまま商品やパンフレットを並べるよりも、テーブルクロスを使って装飾したうえで並べるだけでも見栄えがグッと良くなります。
ブースの印象が変わるだけでなく、アイキャッチになったり、商品の引き立て役になったり、クロスを変えることでブース内の整理整頓にも。
ブランドのテーマカラーを使ったテーブルクロスを使えば、ブース内の一体感とオリジナリティも増すでしょう。
テーブルクロスにブランドのロゴを印刷するのもオススメです!
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全体にテーブルクロスを使わなくても、展示ブースの一部にアクセントとして使うのもアリ!
おしゃれな商品ディスプレイでテーブルクロスを活用してみてください。
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数日間にわたるイベントであれば、商品は展示したままということも多いでしょう。
商品が汚れないように、営業時間外は商品カバーをかけることもあります。
その際に使うカバークロスには、汚れが付着しにくく、かつ埃などを落としやすいポリエステルやキュプラ素材が向いています。
カバークロスにもブランドや企業のロゴを印刷しておくと、うまくブランディングにもつながるかもしれません。
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テキスタイル屋さんとして言わせていただきたいのですが、YAMATOMIでは空間演出にテキスタイルを取り入れることをぜひオススメしています!
空間演出の手法には照明や香りなど様々な手法がありますが、その中でも「布」を使って視覚的にデザインして欲しいのです。
大きな布を垂らす、カッティングした布を天井から吊り下げる。
それだけでもブースの雰囲気がガラリと変わります。
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楽しい雰囲気にしたいときには、ガーランドを手作りするのも良いですね。
吊り紐にお好きな形・デザインの布をくっつけて飾るだけなので簡単です。
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装飾できるエリアが限られる展示会ブースですが、タペストリーを使えば壁を有効に使って空間演出もできます。
タペストリーって紙のようにも見えますが、ポリエステル素材のテトロンポンジやトロマットがお安い、かつ印刷しやすいですよ。
何もない空中ですが、そこにどんな演出を加えるかイメージを膨らませることは楽しい作業でもあります★
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必須ではありませんが、撮影スペースを設けるのもアイディアの1つ。
その分スペースを取られてしまいますが、来店してくれた人にさらなる体験を提供することができます。
特にファッション系などの展示会では、来場者もおしゃれをしてくることが多いです。
写真を撮れるようにすることでSNSにアップしてもらいやすくなりますし、そこからさらに集客や認知拡大にもつながるでしょう。
生地問屋YAMATOMIでは、ファッションや雑貨に使える生地だけでなく、展示会やイベント等でも活躍する資材向け生地も豊富に揃っています。
資材向け生地といっても、特徴や機能性は千差万別!
どんな用途で活躍するかも合わせて、YAMATOMIオススメの生地をご紹介します★
麻のようなナチュラル感とドライな風合いのRelax®。羽毛立ちにくい、UVカット、ホコリが付きにくいなどの機能性も高いです。商品を守ってくれるので、カバークロスや商品を包むための布として活用できます。
シワになりにくくドレープ性があり、上質さを纏うRELA×ION®。衣類として使われることが多いですが、展示会ではテーブルクロスはもちろん、おしゃれなカットを施して空間演出にも★
麻に似た清涼感があり、とても軽く、ボリューム感のある生地です。施工会社からもこちらの美濃和紙を使用した事例があるほど、資材や空間演出におすすめの生地です!
超極細のポリエステル糸を精密に織り上げることで、空気のように軽く、流麗な風合いと透明感を実現しました。防炎機能があるだけでなく、重ねることで濃淡を表現できるため、おしゃれなテーブルクロスや空間演出にオススメです。
中肉厚のポリエステル100%生地は、どんな用途にも使いやすいのが特徴。特に生地巾300cmあるので大きめの垂れ幕や横断幕、テーブルクロスを作りたいときに便利です。
【展示会/イベント向け】テーブルクロスにおすすめの生地を集めました★
こちらのピックアップコンテンツでは、テーブルクロスにオススメの記事をまとめました!クロス系はもちろんですが、アイディア次第で空間演出にも活用できますよ★
プロの施工会社に依頼する場合など、外部委託は手間がかからない分、コストが割高。
しかしイチから生地を切って展示会の装飾を作るのも手間や技術が必要になり、非現実的です。
そこでオススメしたいのが、生地問屋YAMATOMIの裁断サービス。
1万点以上の中から選んでいただいた生地をお好きな大きさ・形に裁断し、お客様の元にお届けします。
生地が決まっていない場合でも、用途をお伺いして提案することができますし、少ロットからの相談も受け付けています。
のぼりやテーブルクロスなど展示会に不可欠なものから、ガーランドや品物の包みなど装飾品まで対応可能★
裁断サービスを利用して必要なアイテムをロスなく必要な数だけ製作できるので、ぜひご活用ください!
いくつか展示会ブース作りの例を紹介してきました。
布を使うことで展示会の印象や雰囲気がグッと良くなることが伝わっていれば幸いです。
バタバタと準備することが多い展示会ですが、その中に布での装飾や演出もぜひ取り入れてほしいのです。
布(テキスタイル)の力を使って、グレードアップした自分だけの展示会ブースを作ってみてください★