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【FABRIC∞LIFE】京都・亀岡の縫製工場がつくるかばんブランド「袋う(FUKURO)」の魅力

2020.4.28

あなたは“かばん”選びで何を重視していますか?大きさや容量・見た目のデザイン・使いやすさ・丈夫さ…モノを入れて持ち歩く“入れ物”ですから、いろいろな基準をクリアして自分に合うかばんを探している人は多いでしょう。

華やかなかばん、おしゃれでカジュアルなかばんなどたくさんありますが、今回は和風テイストやナチュラルテイストが好きな人におすすめのかばんブランド「袋う」をご紹介。

長い歴史を持ち、こだわりのある「袋う」のかばんの魅力を見ていきましょう。

 

新ブランド「袋う(FUKURO)」とは?

WEBサイト:http://fukurokyoto.mystrikingly.com

では「袋う(FUKURO)」とはどんなブランドなのでしょうか?

「袋う」というブランド名は加藤良が手掛ける袋モノの商品「袋」と、縫う、繕う、纏う…など、物事の動く様子を伝える日本語の「〜う」2つの言葉を合わせた造語です。

「袋う」の読み方は「ふくろう」。これは、鳥の梟(ふくろう)とも掛け合わせています。

梟は日本各地に広く分布、森林や里山などに生息し、「森の物知り博士」や「森の哲学者」として親しまれている鳥類です。

「袋う」は平成28年に誕生したばかりの新ブランドですが、実は梟のように物知りで哲学的なブランドです。その理由は、「袋う」というブランドを立ち上げた京都・亀岡の縫製工場にあります。

歴史ある和装袋物工房が立ち上げたブランド

「袋う」を立ち上げたのは、加藤良(株)。実はこの会社、明治25年に京都市にて袋物工として創業し、昭和40年には亀岡市に第一工場を設立しています。かれこれ120年以上もの歴史のあるブランドなのです。

加藤良では現在、和装袋物工房として、和装にあう袋物、小物、七五三用品などを作っています。

また、デザインとブランディングを手がける3Min. graphic associates(スリーミン・グラフィック・アソシエイツ)もデザインや製作に携わっています。

ですので、加藤良(株)の魅力を前面に引き出しつつ、デイリーユースしやすいかばんブランドに仕上がっているのです。

“縫う技術”ってどんな技術?

画像:http://fukurokyoto.mystrikingly.com

加藤良(株)では明治25年の創業以来“縫う技術”を受け継いできました。

現代では様々な縫い方があり、縫製機もあり、誰でも“縫う”ことはできます。しかし加藤良(株)には長い歴史と共に進化し、適応し、培ってきた確かな技術があります。その技術は改善を重ねながら120年以上経った現代にも受け継がれてきたのです。

例えば、京都の文化でもある西陣織やちりめんなどの和素材から、現代でも広く普及している綿素材の丈夫な帆布まで。

加藤良には『日本+伝統+技術』の3つが揃った“縫う技術”があり、それがかばんブランド「袋う」にも受け継がれているのです。

「袋う(FUKURO)」の袋モノへのこだわり

では、袋うではどんなかばんを作っているのでしょうか?それは、アパレル店で見るようなちょっと小洒落たかばんでも、スポーツウェア店で見るような無骨なかばんでもありません。

素材の良さを引き出した、カジュアルでありつつもナチュラルで普段使いしやすいかばんです。

「袋モノ」とは、何もかばんだけではありません。私たちの身近にある生活用品の中で「縫製品」のことを「袋モノ」と、袋うでは定義されています。

例えば、和装でよく使われる巾着、古き懐かしいがま口、そして現代によく合うバッグやポーチなど。日常生活の機能性を高め、豊かさを加えてくれる袋モノばかりです。

袋うのこだわりは、『日本+伝統+技術』の3つを加藤良(株)から受け継ぎ、“縫う”の技術を最大限に引き出していること。過去から現代へ受け継がれ、そして“縫う技術”の未来を考えていくことなのです。

 

「袋う(FUKURO)」のかばんを見てみよう

袋うのかばんは、言葉で説明するよりも実際に見た方が魅力が伝わります。人気の「しっかりくったりシリーズ」から、4月末に販売される「“かぱん”かばんシリーズ」まで、どんなアイテムがあるか見てみましょう!

しっかりくったりシリーズ

袋うのかばんといえば「しっかりくったりシリーズ」です。これは丈夫な帆布と柔らかなリネンを上下で組み合わせることで、「しっかりしているのに、くったりもしている」という新感覚を味わえます。

ふわっとした可愛らしさがある一方で、形が崩れすぎず使いやすいという高い機能性もあるのです。

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

四角く角張った形のリュックサックですが、しっかり×くったり素材の組み合わせでキツく見えません。丈夫に持ち手をつけることで、かばんをかけたり、手提げとして使ったりすることもできます。

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

真っ白のオーバルバッグもころんとした形が可愛らしくておすすめです。女性のデイリーバッグやお買い物バッグとして大活躍してくれそうですね。

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

しっかりくったりシリーズには和柄のミニボストンバッグもあります。普段使いにはもちろん、和風テイストの私服や和装にも違和感なく使える便利さです。

サイズ形いろいろ帆布シリーズ

帆布のバッグというとキャンバストートバッグをイメージしますが、さすが昔ながらの和装小袋工房。袋うには、様々なサイズ・形の帆布バッグが揃っているのです!

一見すると「これどうやって使うの?」「ちゃんと使えるの?」という形ばかりですが、随所に工夫が見られ、使い勝手は完璧!ナチュラルだけど、一風変わったかばんとして話題になるかもしれません。

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

こちらは「V」バッグ。実は開いたときの形が「V」になります。口が広くとても開きやすく、さらに丈夫なので、スーパーへの買い物袋として使えるでしょう。

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

キレイなラウンド型のまるバッグは、上にあいた穴に腕を通して持ち歩きます。取っ手と本体が一体化することで丸型を演出し、コーデのアクセントになること間違いなし!

販売サイト:https://fukurokyoto.stores.jp

三角錐の形のテトラポーチは、実は収納性抜群!面白い形である上に、中にたくさんモノが入り、シンプルだけど個性的な見た目は部屋のどこに置いていてもインテリアになりそうです。

“かぱん”かばんシリーズ

袋うでは、4月末に新製品「“かぱん”かばんシリーズ」を販売します。

画像・詳細:http://fukurokyoto.mystrikingly.com

このシリーズの特徴は、口が“かぱん”と大きく開き、モノを出し入れしやすく、収納力も抜群であるところ。

かばん全体を国産の8号帆布で作ることで軽量化されているので、荷物をたくさん入れても疲れません。

用途に合わせた27種類が用意されているとのことで、販売が楽しみですね★

「袋う(FUKURO)」は過去・現在・未来が繋がったかばんブランド

袋うはただのかばんブランドではなく、明治時代から培ってきた“縫う技術”を現代に受け継ぎ、そして未来を考えていくブランドです。過去・現在・未来が一本戦のように繋がることで、より良いかばんを作っていきます。

そんな袋う(FUKURO)のかばんを、ぜひあなたのデイリーバッグの一員に加えてみてはいかがでしょうか?


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