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【Fabric∞LIFE】草木染めと、手織りのよさを伝えるためにものづくりをされているAnemoiって?

2019.11.7

Anemoiとはどういうブランド?

Anemoiはハンドメイド通販・販売の Creemaで染色作品を販売しているブランドです。

Anemoiの作品を生み出している染色作家の谷口亜希子さんは、学習院女子短期大学文学部在学中に、国文学を学んだ過程で染織・装束に興味を持ち、卒業後専門学校で工芸染織を学んだという異色の経歴をお持ちです。

さらになんと、無形文化財指定の工房で修行されたのだそう。

その作品の魅力は、100%天然の染料を使っていることで、染料同士を混ぜて色を作りだすこともほとんどしていません。媒染剤もできる限り自然のものを使っているというから、あくまで「自然に存在する」色をベースに染色しているこだわりがうかがえます。

そんな、大量生産では絶対に味わえない“一期一会の色”との出会いにワクワクしてみてはいかがでしょうか?

 

どんな作品があるの?

こちらは黒豆染め 大判リネンのストールという商品。

見た目からは想像できませんが、黒豆で染めたストールです。

「何度も何度も染め重ねて澄んだ色を出していった」と記載してある通り、繊細で淡いピンク色が季節を問わず愛着がわきますね!

 

もちろんその魅力は染色の色合いだけでなく、その生地も。

上質の生地をたっぷり使っているので、軽さ、丈夫さ、透け感、手触りも心地よいんです。

 

麻ってこんなにやさしいんだ、と驚きます。

使い込むほどやわらかくなじみ、ずっと手放せない存在になるのではないでしょうか。

 

続いてこちらは藍染め カディコットンストールです。

「カディ」とは、インドで生産される手織りの布のこと。

人の手で紡がれ、織られた生地なので風合いに味わいがあります。

染色にはインド藍を使って淡めに仕上げています。

 

さりげなく身にまとうだけで、夏には汗を吸ってもすぐに乾き、

冬にはふんわりとあたたかく、季節を問わず寄り添ってくれる存在になりそうです。

 

続いては、現在は販売しておらず展示のみですが、過去に人気だった作品をご紹介します。

こちらの草木染めのコサージュ <桜染め よもぎ染め>は桜の枝から取った染液と、ヨモギの干葉を使って染めたコサージュ。

 

いかにも造花!という感じのコサージュではなくて、まるで本物の桜のような優しい草木染めの色は、

心に安らぎを与えてくれるだけでなく、顔色を明るく見せてくれる嬉しい効果も。

 

またいずれ再販されることを願ってしまいますね。

 

だんだん寒くなってきたからこそ、Anemoiの優しい色合いを身にまとって、心だけでも春を感じてみませんか?


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