ホーム > カーテンにオススメの生地を解説!カーテンの加工種類やオススメ生地をご紹介
2019.3.15
布1枚で部屋の雰囲気をガラッと変えるものといえば、カーテン。
カーテンは明るすぎる日光を遮断するだけでなく、暑さや寒さを凌いだり、外からプライバシーを守ったりといろいろな役割があります。
ただし、カーテンを選ぶときの基準は「おしゃれかどうか?」という人が多いのではないでしょうか。
カーテンの面積はとても広いため、1枚で部屋の中を明るくしたり、逆に落ち着かせたり、かっこよくまたはかわいくしたりと簡単に雰囲気を変えることができます。
そんなカーテンにはどんな種類があるのでしょうか?
今回はカーテンの種類や加工方法についてご紹介しましょう。
目次
今やどの家も設置することが当たり前になったカーテン。
むしろ家に無いと不安になる人も多いのでは無いでしょうか?
しかし、そもそもカーテンにはどんな役割があるのか普段はあまり意識していない人が多いです。
まずはカーテンの役割を振り返り、カーテンの必要性を見ていきましょう!
日本は小さな島国なので、家の隣に家がズラリと並んでいたり、家を出てすぐ目の前が道路になっていたりと密集している状態です。
そんな中で生活すると窓から隣の家の様子が見えたり、道行く人が歩きながら家の中を覗けたりとプライバシーが筒抜けになってしまうもの。
だからこそカーテンが必要であり、住人のプライバシーを守ってくれるアイテムになります。
今でこそおしゃれでいろいろな加工が施されたカーテンが多いですが、もともとカーテンが登場した最大の理由は家の中を隠し、プライバシーを守るためなのです。
朝日や夕日がまぶしすぎると感じたことはありませんか?
時間帯によっては日光が直接部屋の中に入るため、朝日がまぶしくてゆっくり眠れず睡眠不足になったり、夕日がまぶしくてよく見えなかったりします。
さらに、夜でも街灯などで家の周りは明るいという地域もあるでしょう。
夜の光を遮断してしっかりとリラックスできる環境を作る役割もあるのです。
夏場は家の中に日光が差し込んできて暑く、冬場は外の冷たい空気が窓のスキマから入ってきて寒い。
そんな季節の変化による気温の変化を防ぐためにカーテンが大活躍します。
現代のカーテンはだた1枚の布切れではなく、暑さや寒さを防ぐ加工が施されているもの。
カーテンがあるだけで暑さや寒さを緩和できるのです。
ここまでカーテンの機能性を解説しましたが、最後はやはりインテリアの一部としての面もポイントです。
部屋を自分の好きな雰囲気にさせたいとき、面積が広く設置するだけで完成するカーテンが役に立つでしょう。
レースカーテンと組み合わせたり、留め具にはタッセルをつけてみたりとインテリアを楽しむこともできます。
自分の家に付けてあるカーテンを見てみましょう。
少し分厚かったり、表面がツルツルしていたり、プリーツの型がついていたりと何かしらの加工がされていることに気付くと思います。
実は、これらはカーテンを家で安全に、そして便利に使うために大切な加工なのです。
カーテンの加工の種類をご紹介します。
カーテンは布製品なので火に弱いという特徴があります。
万が一、家事が起きたときに何も加工をしていないカーテンは炎の原料となって一気に燃え、みるみる家が炎に包まれてしまうでしょう。
それを防ぐための加工が「防炎加工」です。
着火するのを出来るだけ防ぎ、着火しても燃え広がるのを抑える効果があります。
(※ただし、絶対に着火しないわけではないので、毎日の火の用心は大切です)
カーテンには布が波打つようなプリーツ加工が施されていますが、これは形状記憶加工によるものです。
ウェーブを均一にし綺麗に見せることで、設置したときの立体感が演出され、窓の脇にまとめたときも形が整って見えます。
そしてカーテンの開け閉めの際、このウェーブがあるか無いかで開け閉めしやすいかどうかが左右されるのです。
カーテンはずっと付けっぱなしにするのではなく、定期的に洗濯してメンテナンスする必要があります。
しかし、洗濯すると形状記憶加工でつけたプリーツが取れてしまったり、洗濯機や乾燥によってシワができたりしてしまいます。
カーテンは長く使い続けるものなので、出来るだけ綺麗な形のままキープしたいですよね。
そのために施されるのが形状安定加工です。
アクリル樹脂コーティングをすると、カーテン生地を通して空気が行き来することが少なくなります。
つまりカーテンと窓の間に空気の層ができ、夏の暑い空気も冬の冷たい空気も部屋に入ってくるのを防げるのです。
また、部屋の中の空気が外に逃げるのを防ぐ効果もあります。
これは冷房や暖房を使うとき、無駄に空気を外に逃さないので便利ですよね。
さらに、音は空気を振動させて伝わる性質があります。
アクリル樹脂コーティング加工は空気の行き来をストップするので、防音効果もあるということです。
SR加工とは「ソイルガード加工」のことで、いわゆる汚れが付着するのを防ぎ、「防汚加工」とも呼ばれます。
家の中はホコリや汚れが舞いやすく、カーテンは最も汚れが付着しやすい布製品でもあります。
そのためにフッ素樹脂で繊維の表面を覆い、ツルッとした手触りにすることで汚れが付着しにくいようにするのです。
ただ、何度も洗うことで加工が剥がれてしまうことがあるため、自宅で洗濯できる「ウォッシャブル」表示の無いカーテンはクリーニング等に持っていくのが良いでしょう。
部屋をおしゃれにしたいけど、どんなふうにインテリアを組めば良いのかわからないという人も多いでしょう。
実際にコーディネートするとなると、案外洋服よりもインテリアが難しいことって多いですよね。
そこで、洋服もお部屋もおしゃれな人が覆いInstagramから、カーテンを効果的に使ったインテリアを選びました。
これからのインテリアコーディネートやカーテン選びに役立ててみてください。
こちらは女の子が憧れるプリンセスコーディネート!
プリンセスというとついフリフリや柄物のカーテンを選びがちですが、あえてシンプルなものを選び、カーテンは部屋を引き立てるための脇役に。
カーテンの上飾りをつけることで、シンプルな1枚でも可愛く見せられます。
こちらはレースカーテンもドレープカーテンも透けるものを選んだコーディネート例。
透けるカーテンを選ぶことで、柔らかな光が部屋に入ってくるようになります。
見た目には涼しさもあるので、春夏に挑戦してみたいですね。
派手柄のカーテンってコーディネートが難しそうで、敬遠してしまっていませんか?
実は派手柄にはソファーやクッションなどの色をハッキリとしたものを合わせることで、良い感じにまとまることが多いのです。
カーテンの柄とお揃いのクッションカバーもおしゃれですね。
カーテンコーディネートに使えるタッセルは、カーテンをまとめるだけでなく、飾りをつけることで印象付けることができる優れものです。
コロンとしたボンボンのようなものから花柄まで、形、モチーフ共に種類が多いので、ぜひお気に入りのタッセルを探してみてください。
カーテンといえば両開きのものをイメージしますが、実は開きのカーテンもおしゃれです。
タッセルで留めたときや半分だけ閉じているときなどのアンバランスさが斬新ですよね。
片開きにすることで日光が差す角度を調節できるのも特徴です。
白や茶色をベースにしており、柄物の少ない部屋には、幾何学模様やボタニックなどの柄物カーテンを合わせてみましょう。
モノクロカラーならうるさくなりすぎず、程よく部屋にアクセントを加えてくれます。
カーテンだけが柄物であることで、まるで部屋に絵を飾っているように見せることができるのです。
YAMATOMIではさまざまなプリント生地を揃えています。
そこで、特にカーテン作りにオススメしたい生地をピックアップしました!
こちらは水玉模様に凸凹のある表面がおしゃれな生地となっており、数種類のカラーも揃えています。
ナチュラルフラワー柄の刺繍が施された綿麻シーチングです。落ち着いた優しい雰囲気が魅力的な生地です。
筆で描いたような幾何学柄の綿麻素材です。落ち着いた色味とナチュラルな風合いが特徴。きっとお部屋のアクセントになってくれますよ。
スタイリッシュにしたいなら、男女問わず好まれるこちらのストライプ柄がオススメ!
大人っぽくありながらゴージャスでもある花柄生地なら、よりリッチな部屋に仕上げられるかもしれません。
薄手で柔らかく、繊細な柄がエレガントな印象のレース生地です。カーテンのほか幅広いアイテムにぜひ活用してみてください。
カーテンには多くの種類がありますが、何の加工もされていないカーテンというのは少し心もとないですよね。
インテリアをおしゃれにするだけでなく、防炎加工で安全性を向上させたり、SG加工で汚れを付着しにくくしたりとしっかりと加工を施したいところ。
そのうえでおしゃれなカーテンを選べば一石二鳥にも三鳥にもなるというものです!
ぜひカーテンでインテリアを楽しみましょう!