ホーム > 着心地が良くて快適!一枚仕立てのおしゃれな麻ワンピースの魅力
2018.12.26
一枚でさらっと着れるワンピースは女性にとってマストアイテム!
春夏秋冬すべての季節で、気候に合わせたワンピースをそれぞれ一枚は持っておきたいですよね。
しかし、真夏にワンピースを着たとき、汗ばんでしまって服が肌に貼り付いた…なんてことはありませんか?
たくさん汗をかく季節には吸水性だけじゃなく、速乾性のある服で1日中快適に過ごしたいもの。
そこで、麻ワンピースの出番です!
今回は一枚仕立てでおしゃれ、そして快適な麻ワンピースの魅力をご紹介します。
目次
「麻」という素材は身の回りにあるので、知っている人も多いのではないでしょうか?
麻は別名「リネン」とも言って、葉茎から採取された天然繊維のひとつです。
ただ麻にはいくつか種類があるのですが、日本で使われているのは「亜麻(あま)=リネン」が最も多いですね。
麻素材の特徴といえば、綿よりもザラザラとした手触り。
また、麻素材で作った生地は綿やポリエステルの生地よりも少し硬めになります。
この手触りや硬さのことを「シャリ感」と言います。
麻生地は白ではなく薄いブラウンのものが多く、シャリ感と合わさって綿よりもナチュラルな風合いに仕上がりますね。
実は麻素材は、コットン生地の4倍、そしてシルク生地の10倍もの吸水性があるのをご存知ですか?
毛穴から出る水分とともに湿気も吸い取ってくれる吸湿性もあります。
ただ、いくら吸水性があるといっても生地が水分や湿気ばかり吸い取っていては、大量の汗をかく夏場では服が肌に貼り付いてしまいますよね。
しかし麻素材は速乾性の特徴も強く、吸い取った水分などをその場で外に逃がしてくれるため、ずっと快適なまま着ることができるのです!
すぐに水分や湿気を外に出してくれるということは、カビや雑菌の繁殖も抑えられるというメリットもありますよ。
リネンシャツを思い浮かべるとわかるのですが、麻でできた生地はシワができやすいという特徴があります。
一見すると「アイロンをかけないといけない」「くしゃくしゃになってみっともない」とデメリットのように感じますよね。
しかし、シワができやすいことが必ずしもデメリットとは限りません!
この特徴を活かし、あえてシワシワのファブリックアイテムを作ることができるのです。
シワ感が特徴的なシャツなどは、おしゃれのひとつとしてとらえるとファッションの幅が広がりますよ。
麻100%の生地も魅力的ですが、テンセル素材と組み合わせることでまた違った質感を引き出すことができます!
「テンセル素材」とは、洋服のタグで「指定外繊維」と表示されることがある天然繊維です。
なぜ指定外と表示されるかと言うと、テンセル繊維そのものが比較的新しい繊維であるため、家庭用品品質表示法で定められていないからです。
麻素材で作ったアイテムは硬めの風合いになりますが、そこにテンセル素材を加えることでとろみを持たせることができます。
女性服の「とろみ」って、より女性らしさを引き出して柔らかい印象を与えてくれるため、必見の素材なのです!
テンセル素材には光沢感もあるので、特に麻素材との相性がピッタリなんですね。
ナチュラルな風合いで、吸水性・吸湿性・速乾性を兼ね備えた麻生地。
そんな生地を使った麻ワンピースは、汗ばむ季節に長時間着ていても快適で、たくさん汗をかいても服が肌に貼り付かないため、ぜひゲットしておきたいアイテムです。
ただ、麻ワンピースにはさまざまな形、デザインもあれば、おしゃれな着こなし方のパターンも豊富!
ここではおしゃれな人が投稿するインスタグラムから、かわいくて快適な一枚仕立ての麻ワンピースをいくつかご紹介します!
麻ワンピースを女性らしく着たいなら、とろみのある一枚を選びましょう!
ワンピースのとろみはトップスのとろみとは違い、全身を柔らかい雰囲気にしてくれるもの。
麻ワンピースを選ぶことで、涼しげで快適なレディーコーディネートが出来上がるでしょう!
麻素材は染色も簡単なので、この写真のようなキレイな紫色のワンピースを作ることもできます。
ウエストをリボンでキュッと結び、スカート部分には程よくとろみができていてとても女性らしい一枚ですね。
キレイな紫色だからこそ、夏場に一枚着るだけで主役級になれるアイテムです!
「暑がりだから、夏は服を着たくない!」という人もいるのではないでしょうか?
そんな暑がりの人にも、通気性の良い麻ワンピースがオススメです。
袖のないタイプを選べば、涼しくて楽ちんなのに上品に見せられますよ。
鮮やかなインディゴブルーの色も麻素材だからこそ出せる色ですね。
実は、「麻ワンピース」と言っても必ずしもワンピースタイプの洋服を選ぶ必要はないのです。
例えば大判の麻スカーフを体に巻いて、ベルトなどで留めると簡単に麻ワンピースのできあがり!
暑い夏はスカーフで麻ワンピースを作ってみてはいかがでしょうか?
ワンピースをあえてカジュアルに着たいという人もいますよね。
麻ワンピースならそれほどかしこまらない素材なので、簡単にカジュアルダウンすることができます。
夏のアウトドアに、カジュアルに麻ワンピースを着こなしてみてください!
麻ワンピースを簡単に、カジュアルに着たいなら、最初から形がカジュアルな一枚を選ぶと良いでしょう。
こちらは麻インディゴ生地に、あえてくびれなどは作らず、ストンとした形のワンピース。
合わせるアイテムによっては、カジュアルにも上品にも着れるシンプルな一枚です。
麻ワンピースにパンツを合わせることで、どんな形のものでもカジュアルに着ることができます。
同じワンピースでも、ワイドパンツか、スキニーパンツか、ひざ下までのレギンスかで表情を変えることも可能!
どんなパンツ類とも相性が良いというのも、麻素材のメリットですね。
こちらも麻ワンピースにパンツを合わせたもの。
藍染めのワンピースにデニムを合わせることで統一感を持たせることができます。
また、ヒールなしのサンダルやバッグ、さらに帽子など、合わせる小物によってカジュアルに着こなせますよ。
麻ワンピースは着ている人の肌をずっとサラサラに保ち続けてくれるという特徴があります。
特に子供は、日差しが強く暑い日でもかまわず外で遊ぶことが多いので、たくさん汗をかきますよね。
そんなわんぱくな子供だからこそ、さらりと長時間着れる麻ワンピースを選んであげるのもオススメです。
シンプルなAラインの麻ワンピースでも、首元にちょっと工夫をしてあげるだけで一気に可愛くなります。
首が詰まっていても通気性抜群なので、子供も暑がることなく、ノンストレスで着れますよ。
ナチュラルな風合いに合わせて、小物もこだわりを選んでみてください。
実は麻ワンピースは、夏だけでなく季節の変わり目まで着ることができます。
厚手の生地にして袖もつけてあげれば、秋に入ってからも着られますよね。
特に「昼間は夏のように暑いけど朝晩は冷える」というときに温度調整ができるので便利です。
子供もお母さんと一緒のお洋服を着たら嬉しいもの。
麻ワンピースは大人も子供も着れるデザインのものが多いため、親子でお揃いコーデをしてみてはいかがでしょうか?
親子で一緒に着れる麻ワンピースをぜひ見つけてみてくださいね。
それでは、YAMATOMIオススメの麻(リネン)生地をご紹介しましょう。
リネン100%のものからテンセル入り、インディゴカラー、その他混合生地など幅広い麻生地を用意しています。
芯からほぐれたナチュラルな表情とソフトでふんわりした優しい肌触りをお楽しみ頂ける素材。落ち着いた色合いのくすみカラーで展開しています。
より自然でナチュラルな表情が特徴のリネン生地です。豊富なカラー展開も魅力です。
リネンとシルクが混合したこちらの生地なら、程よい柔らかさもあり使いやすいです。
独特のムラ感やフェード感があり、着れば着るほどたのしめる趣深いリネンです。丈夫でありながら、柔らかく肌触りが良いのが特徴です。
経糸に麻、緯糸にテンセルを使用したECO素材。天然素材の風合いを最大限に出しており、吸水性・速乾性・接触冷感性にも優れています。様々なアイテムに使用可能な新素材です。
ワンピースの他トップスやパンツ用にやや柔らかく、でも少し厚めの生地が欲しいときにはこちらの生地をオススメします。
麻ワンピースは汗や服の内側の湿気を吸い取り、すぐに外側に放出してくれます。
どんなに汗ばむ季節であっても爽やかに着られるので、高温多湿の日本では愛用したいアイテムですね。
一枚仕立てなら合わせる服や小物に迷う必要なく、サッと着れるのが魅力的。
一枚でおしゃれ、そして快適な麻ワンピースを着て、1日気分良く過ごしましょう!