ホーム > タイプライタースカートの魅力を解説!一枚でもおしゃれに見えるコーディネート例
2018.11.27
女性を女性らしく見せてくれる魅力的なスカート。
シフォン素材やとろみのあるデザインなどがブームとなっていますが、誰でも自分の好きな形、質感というものがありますよね。
ミニスカートからロングスカートまで長さも様々ですし、素材が違えばスカート一枚でもコーディネート全体の印象を変えることができます。
では、スカートにはどんな生地の種類や特徴があるのでしょうか?
スカートの中でも、特に上品に見せてくれるハリ感のあるスカートとはどんなものでしょうか?
今回はハリ感のあるタイプライタースカートの魅力とコーディネート例をご紹介します。
目次
スカートに使われる生地には様々な種類があります。
代表的なのはポリエステルなどの合成繊維やコットン・麻・ウールなどの天然繊維、さらにテンセルなどの再生繊維などがありますね。
天然繊維には柔らかさと温もりがあるのが特徴ですが、シワになりやすく、洗濯や保管の際には気を付けないといけません。
一方で合成繊維や再生繊維が使われているスカートはとろみ(ドレープ感)があり、女性らしいラインをスカートで表現することができます。
それぞれメリット・デメリットがありますが、自分の好みに合った素材のスカートを選んでみてくださいね。
あなたはこの画像のような、パリッとしたハリ感のあるスカートを見たことがありますか?
こういったスカートもいろいろな素材で作られることがありますが、中でも特に「タイプライター」という生地が使われているものが多いです。
タイプライタースカートはハリ感だけでなく、自然に立体的なシワ感ができることも特徴のひとつ。
さらに、薄手の生地で軽いのでロングスカートでも暑くなることなく、特に夏場は快適に着ることができます。
この独特の風合いは他の生地では出せないので、シンプルだけど個性的なファッションを好む人にオススメです。
そもそも、タイプライタースカートはあのパリッとしたハリ感をどうやって出しているのでしょうか?
タイプライター生地は長い繊維の綿糸を織り機の密度を上げて織ったもの。
もともとタイプライターに使う印字用リボンが発祥で、「タイプライターで打てるほど高密度な生地」ということから「タイプライター」という名前がつきました。
それだけ高密度で織り込まれているため、簡単に羽毛立ったりほつれたりすることなく頑丈な生地なのです。
主にスカートやシャツに使われることが多いですが、シワがつきやすいというイメージから挑戦しにくいと思っている人も多いのではないでしょうか?
ですが、丈夫な生地なのでそこまで気負う必要はありません。
お手入れ方法は洗濯ネットに入れて洗濯し、日陰に干すだけでOK!
シワを生かしてカジュアルに着てもいいですし、アイロンをかけてパリッと着こなすのもいいですね。
では、実際にどんなタイプライタースカートがあるのでしょうか?
ハンドメイドマーケットのminneやCreemaに素敵なタイプライタースカートがあったので、それぞれの特徴ごとにご紹介します。
タイプライタースカートは、基本的にミニスカートよりもひざ丈くらいのスカートが多いです。
それはハリ感をしっかり見せるため。
まずは基本のひざ丈タイプライタースカートをご紹介しましょう。
出品者:フラミンゴ洋裁店
エンジ色のタイプライタースカートは女性をよりキレイに見せてくれますよね。
自分に合った暖色系のタイプライタースカートを見つけるのもいいかもしれません。
出品者:フラミンゴ洋裁店
タイプライター生地のハリ感が一番よく見えるのは暗い色の生地です。
このようなカーキ色やネイビー色は全体が引き締まって見えるので、ハリ感もよくわかって一石二鳥ですね。
出品:Creema シンプルなタイプライターのキュロット(ネイビー)
出品者:三毛猫屋ロングスカート店
タイプライター生地のスカートは、脱ぎ着しやすいように、そして不必要にシワにならないようにウエストがゴムのものが多いです。
このアイテムのようなタック(ひだ)が少ないスカートもシンプルに着れるのでオススメですよ。
基本のシンプルなタイプライタースカートの他に、ちょっと変わったデザインのスカートにも注目!
minneやCreemaにはスカートマニアにはたまらないデザインがたくさんです。
デザインとハリ感を合わせて、より個性的な着こなしを楽しんでみてください。
出品者:tickle**
まるで1枚の布をぐるりと巻きつけたようなデザインのこちらのスカート。
シンプルに見えますが、後ろの方が若干長めになっているので、動きのある着こなし方ができそうですね。
出品:minne 前後の長さが違う切り替えイレギュラーヘムスカート
個性的な形はもちろんのこと、色の切り替えが特徴的なこちらのタイプライタースカート。
華やかで爽やかな色の組み合わせと生地の質感がマッチしていてとても素敵ですよね。
出品:Creema ヘムラインフレアスカート(ワインレッド)
出品者:Direct0301
これは前後左右のスカートの長さが異なり、かなり個性的なデザインのスカートですね!
タイプライター生地と合わせることで、ハリの素材感もあっておしゃれが楽しくなりそうです。
続いて、タイプライタースカートのコーディネート例も合わせてご紹介します!
Instagramのおしゃれな人たちは、どんなコーディネートでタイプライタースカートを着こなしているのか気になりますよね。
それでは、Instagramに投稿されているパリッとしたおしゃれなコーディネートを見てみましょう。
モノクロコーディネートですが、タイプライター生地のハリ感・シワ感を上手に活かしています。
タイプライター生地のハリ感がキレイな光沢を出していますよね。
スカートが黒でも、爽やかに着こなせています。
長めのタイプライタースカートを着るなら、タックが多いタイプのものがオススメです!
パリッと印象を柔らかいニットで緩め、ブーツで引き締めているのが絶妙なバランスですね。
ロングのタイプライタースカート初心者でも挑戦しやすいコーディネートです。
こんなビビットピンクのスカートでも、タイプライター生地のハリ感があれば上品に可愛く着こなせます。
腰についているベルトもくびれをキレイに見せてくれていますね。
ちょっと個性的な色で冒険してみてはいかがでしょうか?
タイプライタースカートは上品に着れたり、個性的に着れたりといろんな印象を持たせることができますよね。
そんなスカートを作るためのタイプライター生地には、どんな種類があるのでしょうか?
最後に、YAMATOMIでオススメしたいタイプライター生地をピックアップしました!
最もBASICなタイプライター。コットン100のタイプライター生地で、いろいろな用途に使うことができます。
コットン70、ポリエステル30の混合生地で撥水効果もあります。色はベージュ系からブルー、サックスまで豊富に展開しています。
こちらは天日干し風に程よいワッシャー加工がされているので、よりカジュアルなアイテムにオススメしたい生地です。
オーガニックコットン100%のタイプライター生地。コーディネートに映える華やかなタイダイ柄が魅力的です。
人気が高いチェック柄のタイプライター生地。過度な洗濯シワを抑制し、細かなシボ感を洗濯後も維持したノーアイロンファブリックです。
クリーンな表面感が魅力のコットン100%素材。薄くコシがあるのでスカートだけでなくシャツやブラウス、部分使いなどにも向いています。
こちらはウレタンコーティングに撥水加工がされたタイプライター生地なので、雨の日に使うアウトドアアイテムにもオススメです。
タイプライター生地の最大の特徴はパリッとしたハリ感ですが、水を通すことでシワを作ってファッションに活かすこともできます。
しかもどんな着回しでも、シンプルなコーディネートにでも合うアイテムです。
パリッと着こなして上品に見せたり、あえてシワを伸ばさずカジュアルに着たりといろんなシーンで活躍できそうですよね。
タイプライタースカートのハリ感・シワ感を楽しんでみてください!