ホーム > メンズもレディースも♪春秋に恋しくなるボーダーカットソーの魅力
2018.10.12
だんだん肌寒くなってくると、アパレル店でよく見かけるアイテムが出てきます。
それは、縞模様が特徴的なボーダーカットソー!
流行り廃りのアイテムが多い中で、ボーダー柄は数十年前から男性にも女性にも愛用されてきました。
ボーダーというデザイン自体は春夏秋冬で着れるのですが、春秋の肌寒い時期はカットソーで着たいですよね。
今回はそんなボーダー柄のカットソーの魅力について語っていきたいと思います。
目次
そもそも、ボーダー柄、つまり縞模様はいつ頃から登場したのでしょうか?
その歴史はさかのぼること数百年前、10世紀頃からありました。
西洋では「忌み嫌われる者」とされる道化師、売春婦、死刑執行人などは強制的に身に着けるようにされていました。
犯罪者が刑務所で過ごすときの服装もボーダー柄が利用されていたようです。
しかし1789年、フランスのあちこちで自由の象徴としてボーダー柄を身に着ける人々が現れ出したのです。
フランス国旗も縞模様ですよね。
そして1889年になると漁師や船乗りの仕事着として定着し、現代に至るまでじわじわとファッションとしての魅力が開花されていきました。
「縞模様」と言ったら2通りあり、横縞模様と縦縞模様です。
このうちボーダー柄は「ボーダー」の意味する「水平線」「境界線」という意味から、横縞模様の方だと覚えておきましょう。
縦縞模様のことはストライプと言います。
ただ、英語圏ではボーダーは「境界線」の意味が強いため、縦縞も横縞もストライプと呼ばれることもあります。
日本ではボーダー柄とストライプ柄は明確な違いがあるため、しっかり使い分けるといいですね。
私たちの身の回りには、見落としているかもしれませんが、ボーダーアイテムがたくさんあるのをご存知ですか?
代表的なのがボーダーのバッグ。
素材によって上品にもできるし、カジュアルにもできるのです。
他にも帽子やピアスなどの小物や、ノートやペンなどの文房具もボーダーデザインが多いです。
誰でも家に1つか2つはボーダーアイテムがあるでしょう。
それだけ私たちの日常に溶け込んでおり、愛されているデザインだと言えますよね。
ボーダーアイテムの中でも特にオススメしたいのが、ボーダーカットソーです。
夏が終わり秋が近づく、または極寒の冬が過ぎ少しずつ春に近づくと、不思議なことにボーダーカットソーが着たくなるのです。
それでは、ボーダーカットソーに隠された魅力をご紹介していきましょう!
まず「カットソー」がどんなものかご存知でしょうか?
カットソーとは、ニット素材の生地を裁断(cut)して縫製(sew)した衣類の総称のことです。
その幅は広く、Tシャツからポロシャツやスウェットまでカットソーと言われることもあります。
他の衣類素材との違いは布地が編み物(ニット)であることや布地を縫い合わせた跡があるかどうかなど。
定義が広いため、ニットでもカットソーですし、Tシャツでもカットソーだと思って良いでしょう。
同じカットソーでも、薄手のものもあれば肉厚なカットソーもありますよね。
あなたがボーダーカットソーを着るなら、薄手派ですか?肉厚派ですか?
それぞれどんなアイテムがあるか見てみましょう。
こちらは薄手の一枚。
さらっと着れるため「ちょっと肌寒くなってきたけど厚着はしたくない」というときにオススメです。
また、生地が薄くてボディラインが出やすいのが特徴でもあります。
手触りが良く着心地が良いカットソーも薄手のタイプが多いですね。
寒くなり出したときには、ちょっと厚手の一枚があると便利ですね。
これくらい厚手のカットソーはウール入りのものも多く、他のアイテムで厚着する必要はなさそうです。
やはりボーダー柄を見せたいなら、1枚で着れるくらいのものが良いでしょう。
寒さに弱いなら、がっつり肉厚のアイテムはいかがでしょうか?
肉厚アイテムでもボーダー柄なら可愛く、またはカッコよく見せてくれますよ。
「コレだ!」と思える肉厚のボーダーカットソーを探してみてくださいね。
ボーダーカットソーの良いところは、男性・女性の性別関係なく、そして若者や高齢の方関係なく着れるユニセックスなデザインであること。
ボーダー柄は若者が着るイメージですが、50代や60代以上の人が着てもおしゃれですし、若々しさもあります。
まさに老若男女に愛されるアイテムなのです。
「ボーターは女性のもの」「ボーダーは若者のもの」という固定観念を外して、ぜひトライしてみてください!
男性でもさらっと1枚で着るだけでおしゃれになります。
ボトムスや靴と合わせたり、アクセサリーと合わせたりすることでファッションが楽しめますよ。
男性も1枚は持っておきたいアイテムですね。
子供服でもボーダー柄は男の子、女の子共に大人気!
真っ白だと食べ物で汚れやすい洋服でも、ボーダー柄になっていると少しだけ汚れをごまかすこともできます。
大人用のボーダーカットソーと合わせて、お子様とリンクコーデ、お揃いコーデはいかがですか?
ボーダーカットソーは流行に左右されることなく、毎年必ず出回るアイテムです。
つまりベーシックアイテムとなっているため、どんなファッションやコーデでも着回しやすいというメリットがあるのです。
ではおしゃれな着回しの例をご紹介しましょう。
上からデニムのジャケットを羽織れば、カジュアルファッションの出来上がり!
ボトムスはスカートでもパンツでも合いそうですよね。
ボーター柄が全体のアクセントになっています。
サスペンダーアイテムと組み合わせるのもオススメ。
サスペンダーだと中に着る服に悩みますが、ボーダーカットソーなら必ず合うでしょう。
困ったときはボーダーカットソーでOK!
ボーダーカットソーはワンパターンのように感じるかもしれませんが、実はデザインやカラーが充実していて飽きることはありません!
白黒の組み合わせだけでなく、赤緑や3色以上の組み合わせ、一部デニムを使ったアイテム、レースを付けたアイテムなど。
どんなデザインがあるのか、探してみるのもおもしろいですね!
襟元や袖口にフリルがあしらわれていると、一気にガールズライクになりますね。
可愛くボーダーカットソーを着回したい人にとてもおすすめです!
カラーバリエーションもこんなに豊富!
ボーダーアイテムが好きな人は、全色まとめ買いする人もいるんですよ。
あなたの好きな色の組み合わせを探してみてください。
それでは、ボーダーカットソーにはどんな生地がいいのでしょうか?
今回は薄手派、肉厚派ごとにオススメの生地をご紹介します。
薄手で程よいハリコシがあり、さらりとした涼しげなタッチが心地良い生地です。
発色の良い豊富なカラーバリエーションも魅力★
40/-×30/-の接結素材です。C100%で肌触りが良く、風合いも柔らか。
優しい色味のカラー展開が嬉しいボーダー柄です。
落ち着いた色味でお届けする、秋冬定番ポンチのウール混ボーダー素材。
抗ピルにより毛玉ができにくく、何度洗濯しても綺麗な状態を保てます。
ほどよい肉厚感があり柔らかいため、着太りしたくない肉厚派さんにオススメの生地です。
こちらもほどよい肉厚感のある生地ですが、こちらは細めのボーダーになっています。
肉厚なのにふんわりとしており、柔らかさもある風合いの生地です。
今年も店頭ではボーダーカットソーを見かけるようになりました。
また新しい1枚が欲しくなりそうですね。
寒くなっても上着と合わせたコーデが楽しめるし、春になればボーダーカットソー1枚をさらりと着ることができます。
流行り廃りのないアイテムだからこそ、今年から来年にかけてたくさん着回しましょう!