ホーム > ZOZOと一緒にブランドが作れる!D2C事業「YOUR BRAND PROJECT」とは
2020.7.7
誰もが知る日本最大級のファッション通販サイト、ZOZOTOWN。そのサイトを運営している株式会社ZOZOは、新たにD2C事業を始めました。
D2C事業として2020年6月15日より始動しているのが「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」です。
今回はこのプロジェクトの紹介に加え、現代のものづくりのあり方・販売方法についてご紹介します!
目次
画像:株式会社ZOZO
株式会社ZOZOは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」をはじめ、コーディネートアプリ「WEAR」や古着の下取りサービス「ZOZOUSED」といったサービスを提供しています。実際に使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
2019年決算期の売上高は1000億円超え、純資産は200億円近くあり、かなり大きな会社だということがわかりますね。
創業者で元CEOの前澤友作氏は、SNSを中心に「月に旅行する」という壮大な夢を語ったり、女優の剛力彩芽さんと交際したりと、メディアを賑わせた人物でもあります。
日本で最も注目されている企業の1つだと言えるでしょう。
そんなZOZOが始めたD2C事業の「D2C」とはどういう意味でしょうか?
ビジネスには「誰と誰の取引か」を表した「BtoB(B2B)」や「BtoC(B2C)」があります。
BtoB:Business to Business(企業が企業に向けたビジネス形態)
BtoC:Business to Customer(企業が一般消費者に向けたビジネス形態)
例えば製造業がスーパーに商品を卸すのが「BtoB」で、スーパーが消費者に仕入れた商品を売るのが「BtoC」です。
「D2C」というのは、従来のビジネス形態とはまた違った「Direct to Consumer」…つまり、消費者に直接自分の商品を販売するビジネス形態のことです。
ブランド側がネットショップなどを利用し、仲介業者を介さず、消費者に直接商品を販売するということなんですね。
画像:YOUR BRAND PROJECT 2020 Powered by ZOZO
今回ZOZOがD2C事業として取り組み始めたのが「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」です。
このプロジェクトは自分のブランドを立ち上げたい個人を、ZOZOが持つ資金や商品企画、生産、販売、物流、カスタマーサポート体制などをフル稼働してサポートするというもの。
つまり、日本最大級のファッション会社であるZOZOを通して自分のブランドを立ち上げることができるのです!
ブランド立ち上げといえば、自分で資金を用意したり、材料を仕入れて商品を作り、自分で集客して売るという一連の行動が必要になります。
そこをZOZOがサポートしてくれるため、スムーズに立ち上げ・販売ができるだけでなく、企画や商品販売のノウハウも学べる絶好のチャンスなのです。
6月15日〜6月25日:応募受付、一次選考
7月2日:一次選考通過者へ通知
7月6日〜7月14日:二次選考(TV電話)
7月17日:合格者へ通知
2020年10月:ブランド立ち上げ・販売開始
応募してからおよそ3ヶ月でブランドが本格的に始動するんですね。
すでに応募受付は終了していますが、プロジェクト名に「2020」とあるため、今後2021年や2022年も開催するかもしれません!チャンスがあればぜひ応募してみてください。
ただし、「YOUR BRAND PROJECT」に参加するにはたった1つの条件をクリアする必要があります。
それは「WEAR、YouTube、TikTok、Twitter、Instagramのいずれかで発信していること」…つまり、SNSで積極的に情報発信をしているということです。
SNS審査もありますが、フォロワー数については「参考値として確認するものの、他の回答内容も含め、総合的に判断する」と回答しているため、フォロワー数をそこまで気にする必要はないでしょう。
では、なぜZOZOはD2C事業として「YOUR BRAND PROJECT」を始めたのでしょうか?
実はこのプロジェクトは「商材拡張(もっと幅広い商品を売りたい)」の戦略の一環として行われています。
つまり、ZOZOとしてのブランドだけでなく、他の個人がプロデュースするブランドをZOZOのECサイトで販売することで、より成長していくことを狙っているのです。
多くのD2C企業はネットショップのプラットフォームを提供するに留めています。一方ですでにプラットフォームもノウハウもあるZOZOは「売る機能」に加え「生み出す機能」も展開し、個人が才能を発揮できる場所として提供しているのです。
実は、個人のブランド立ち上げを応援する企業はZOZOが初めてではありません。
ZOZOのように全面的にバックアップしてくれる企業もあれば、販売も集客もできるプラットフォームを提供しサポートする企業もたくさんあります。
現代のものづくりのあり方や販売方法が変わってきているのです。
最後に、どうやって自分ブランドの立ち上げや販売をすればいいのか、そのヒントを見ていきましょう!
10年ほど前までは、ブランドを立ち上げたいと思ったら何もかも自分でやる必要がありました。ブランド立ち上げの流れは次の通りです。
これらをすべて自分でやらなければいけません。
しかし、現代は個人でも利用できるプラットフォームが増えています。しかも多くのプラットフォームは、ただ単に「売る場所」を提供するだけでなく、「どうやったら売れるか」を教えてくれるようになったのです。
以前の“全部自分でやる”時代から、現代はプラットフォームも利用する時代に。ZOZOも売り方を教えてくれるプラットフォームの1つだと言えますね。
では、ブランドを立ち上げたい人はどんなプラットフォームを使えばいいのでしょうか?
ブランドを立ち上げて売れるようにするためには、販売のためのプラットフォーム=ネットショップに加え、集客するためのプラットフォームも必要です。
ここでは今すぐ使えるプラットフォームもそれぞれご紹介します。自分に合うプラットフォームを見つけて、早速お店を作ってみてください!
ZOZOの「YOUR BRAND PROJECT」をはじめ、多くの企業が個人でブランドを立ち上げたい人をサポート・応援する企画をしたり、プラットフォームを提供したりしています。
「自分のブランドを持つ」というのはもはや敷居が高いものではなく、ブランド立ち上げのチャンスが広がっているのです!
チャンスを見つけたら逃さず、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。