ホーム > エプロンにオススメ生地とは?飲食店から家での利用まで幅広くご紹介!
2020.1.29
あなたは普段エプロンを使っていますか?
自分の服が汚れないようにするためのエプロンは、家庭だけでなく仕事現場などでもよく使われています。
最近はおしゃれなデザインが増えてきましたが、エプロンに求めるのはやっぱり機能性!
今回は着用シーンごとに変わるエプロンの機能や、エプロン作りに使えるオススメ生地をご紹介します。
目次
そもそもエプロンって何のためにつけるのでしょうか?
エプロンをつけている人のほとんどは「汚れを防止するため」または「気分を盛り上げるため」のどちらかになるでしょう。
もちろん上記2つもとても大事なことですが、追加で覚えてほしいのは「ポケットに物を入れられる」ということ。
エプロンのポケットにタオルやメモなどを入れて持ち運べるため、色々な場所を動き回るときなんかに便利です。
まずはエプロンがどんな場面で使われているのか、私たちの身の回りを見てみましょう!
エプロンは料理するときだけでなく、掃除や洗濯など家事全般をするときにも便利。
また趣味で工芸や工作をしている人は、服が汚れないようにエプロンをすることもありますよね。
そんなときに選ぶエプロンは、洋服感覚で着られるおしゃれなエプロンではないでしょうか?
洋服の上からつけるだけでまるでワンピースのようになったり、パッと華やかになったり。
それでいて汚れを防止できるので、安心して家事や趣味に取り組むことができます。
保育園・幼稚園の先生や介護士などもエプロンをつけていますよね。
小さい子供や高齢な方を相手にする仕事は汚れやすいだけでなく、ハンカチ・ティッシュ・携帯などなど、常に持ち歩く仕事道具もたくさんあります。
それに仕事で毎日長時間つけるものですから、繰り返し使える機能的なエプロンが最適です。
カフェや居酒屋、ファミリーレストランなどで店員がエプロンをつけているのを見たことがありますか?
飲食店で店員がエプロンをつけていると、ちゃんと飲食店らしい雰囲気が出て「ご飯を食べに来た」という感覚になりますよね。
ただし、ダサいエプロンでは雰囲気を壊しかねません。
そこで飲食店でよく採用されているのが、デザインがお店の雰囲気にあっていて、かつポケットがある・汚れが落ちやすいなどの機能性があるハイブリッドエプロンです。
工業や軽作業などの仕事をしている人もエプロンをしていることがあります。
やはりこうした「製造」や「作業」の現場では服が汚れやすいため、汚れても平気なエプロンが必要になってくるのです。
しかし家庭用の薄手のエプロンではすぐに破れてしまい、何度も買い替える羽目に。
そこで工業用では、厚手で丈夫なワークエプロンが採用されています。
学校では家庭科の授業があったり、幼稚園でも作物を育てたりお料理の体験をしたりと、キッズにもエプロンを使う機会が多くあります。
また赤ちゃんがミルクを飲んだりご飯を食べたりするとき、洋服が汚れないようにスタイ(ベビー用のエプロン、よだれかけ)をつけますよね。
こうしたキッズ・ベビーは機能性よりも、その子が楽しんで取り組める好みの柄、途中で痒くならないような優しいつけ心地が重要になります。
また自分で着脱できるように、ボタンタイプや上からかぶるだけのタイプなど、つけやすさも大切です。
エプロンは普通の布1枚でできていることもありますが、頻繁に使ったり、仕事用として作られたりしたエプロンは加工されて機能性が高められています。
ここではエプロンに欲しい機能と、エプロンに向いている生地をご紹介しましょう!
これからオリジナルエプロンを作りたいと思っている人は、ぜひ生地選びの参考にしてみてくださいね。
エプロンの機能として必要なのは「撥水・撥油」機能です。
やはり水回りで使うことが多いエプロンですから、水や油に強く、跳ね返す力が欠かせません。
またエプロンは毎日洗わないまま繰り返し使う人も多いでしょう。
そんなときには「防汚・抗菌」機能があると、汚れや雑菌が気にならずお手入れは最小限で済みます。
そして何度も洗濯することを考えると、「速乾性・堅牢性」の2つも欲しいところ。
洗濯しても色落ちや色移りせず、真冬でもすぐに乾いてくれるとかなり使い勝手がいいです。
さらに工業用には「高耐久」であること、子供や高齢者と触れ合ったり、飲食店で使ったりするときには、相手を傷付けないように「静電気防止」もあると便利です。
あとは人それぞれの好みですが「とろみのある生地」や「ハリ・コシのある生地」そして「気分が上がるデザイン」などなど、エプロンに求める機能や特徴は挙げればキリがありません。
自分に必要な機能は何かを見極め、ぴったりのエプロンを選んでみてください!
エプロンはモノづくり初心者でも挑戦しやすいアイテムの1つです。
ですが、どんな生地を選べばいいのか迷ってしまいませんか?
そこで、エプロンに使える生地も合わせてご紹介しましょう。
エプロン生地は使い勝手の良さで選ぶのが一番。
合成繊維のポリエステル製を選べば、洗ってもへたれにくく、撥水や抗菌加工などもしやすく、そこそこ耐久性もあるため長く使えます。
シワができてもアイロンで簡単に伸びやすいのも、エプロンの風合いを保つために大切なポイントです。
洋服感覚で着たい人や、ナチュラルな風合いで雰囲気を楽しみたいという人は、コットンやリネンのエプロンがいいででしょう。
コットンは優しい肌触りになるため、大人はもちろんキッズにもオススメです。
リネンはほどよいハリコシがあり、使い込むほどに味わいが出てきて、自分だけの風合いに仕上がります。
お気に入りを見つけてそんな楽しみ方もいいかもしれませんね。
工業用で使うために耐久性を求めるなら、帆布(キャンバス)生地がぴったり。
厚みがあり、あらゆる加工をしやすいので、機能性の高いエプロンを作ることもできますよ。
無骨で男前なデザインにもできるため、比較的薄手の帆布を選べばメンズエプロンにも使えるのがポイントです。
「エプロン」といっても、世の中には様々な形・タイプのエプロンがあるものです。
どれも同じスタイルじゃないからこそ、エプロン選びが楽しくなるんですね。
ここでは胸から膝までの広い範囲を覆う「胸当てエプロン」と、腰回りを重点的に覆う「腰エプロン」の2つに分類して、それぞれどんなスタイルがあるかをご紹介しましょう。
胸当てタイプのエプロンは一枚つけるだけでワンピースのようになり、特に女性に人気のスタイルです。
キッチン周りで汚れやすいのは胸からお腹にかけてですから、胸当てエプロンが1枚あるだけで広い範囲の汚れをカバーできるのです。
可愛いデザインがたくさんあるのも、胸当てタイプが人気の理由ですね。
こちらは紐を首にかけ、腰紐を結ぶ「首かけ型」のエプロンです。
白地に対し、紐をチェック柄にすることで結んだときのアクセントになるような工夫が素敵ですね!
小さい子供やこれから料理・お手伝いを始めるキッズには、頭からすっぽりとかぶるタイプのエプロンがオススメ。
簡単に着れるだけでなく、肩紐がないので肩に負担がかからず、前後がズレる心配もありません。
肩紐に腕を通すだけで着られるこちらのエプロン、後ろから見るとアルファベットの「H」になることから「H型」といいます。
H型は着脱が簡単なタイプが多いので、キッズ向けエプロンにもオススメです!
後ろで紐をクロスしてたすき掛けのようにするエプロンは「X型」と呼ばれ、昔からあるタイプです。
ほどよい締め付け感で着ているときの安定感があるので、洋服と合わせるのもいいですね★
腰エプロンは腰にぐるりと巻くタイプなので、ポケットをたくさん付けやすく、機能性が高いことがポイント。
実は汚れを防止するだけでなく、腰に紐を巻くことで腰痛防止にもなるため、立っていることが多い人には特にオススメなんですよ。
かっこよくなれるスタイルが多いので、特にメンズに人気です。
腰エプロンの代表といえば、カフェの定員さんがつけているようなカフェエプロン!
注文を受けるためのメモとペンや端末が入るサイズのポケットが付いているものが多いですね。
男性にはひざ上のエプロンより、足首やすねのあたりまであるロングタイプがオススメ。
プロっぽく仕上がるので、まさに「料理男子」っぽさがかっこいい!
今でこそカフェ店員のイメージが強い腰エプロンですが、昔は腰痛防止のため居酒屋やうどん屋、ラーメン屋などにも取り入れられていました。
スタッフが立ちっぱなしになることが多いとき、お店に「匠」っぽい雰囲気を出したいときなどにも腰エプロンがオススメです。
デニムや無地などシンプルなものが多い腰エプロンですが、自分で作れば好みの柄が選べて楽しい!
胸エプロンと比べてそんなに難しい工程はないので、まずは腰エプロン製作に挑戦してみては?
YAMATOMIでもさまざまなデザイン・加工の生地を取り扱っています。
衣類や資材はもちろん、エプロンにもお使いいただけるものがたくさんありますよ★
YAMATOMIが特にオススメしたいエプロン向け生地をご紹介しましょう。
ハリがあり、クリアな表面感のツイル生地です。
しっかりとした肉感で汚れも落ちやすく、男女共にお使いいただけます!
ハリがありながらも柔らかく、高機能なウェザー生地です。
撥水・撥油、汚れが落ちやすい、速乾性、耐久性など、エプロンに必要な機能がひと通り揃ってます★
ジャケットなどによく使われる生地ですが、その素材感はエプロンにも大活躍!
シンプルで無骨さを感じる無地は男性から大人気です。
中肉厚で使いやすいだけでなく、食品汚れに広く対応しており、キッチンにあると便利な生地です。
豊富な色を揃えていますので、大人向けはもちろんワッペンを付けてキッズにもオススメ!
癒し系の可愛らしいネコ柄がプリントされた生地です。
クッション、エプロン、スリッパ、のれん、バック….多目的に使えそうです☆
デニム調、カラフルなチェック。気分を上げてくれるパッチワーク柄の生地です。
ぜひお好みの柄でエプロンを作ってみてください★
半袖Tシャツやモコモコニットとは違い、エプロンは年中使えるアイテムです。
季節問わず身に付けるものですから、生地のデザインだけでなく、機能性や加工、形やスタイルなどにもこだわりたいですね。
使うシーンにぴったり合った、便利なエプロンを見つけてみてくださいね!