ホーム > 【ペット服】おしゃれだけじゃない?犬猫に服を着せる効果と注意点
2023.6.14
お洋服を着ている犬や猫ってかわいいですね。
実はペットに服を着せる理由は、おしゃれするためだけじゃないんです!ペット服は愛犬や愛猫を保護する大事な役割も担っています。だからこそ、ペット服に使われる生地にもこだわりがあります。
今回は犬猫にペット服を着せる効果や注意点、そしてペット服におすすめの生地をご紹介します。大切な愛犬や愛猫のお洋服作りやペット服選びの参考にしてみてくださいね。
【ペット服についてこんな疑問にお答えします!】
⚫︎犬猫に服は必要なの?
⚫︎ペットに服を着せるタイミングは?
⚫︎ペットに服を着せるときの注意点は?
⚫︎どんな服を着せたらいい?
目次
犬や猫をはじめ、動物は被毛に覆われており、基本的には裸のままで過ごしますよね。人間と違い、そのままでも体温調節できるのが動物の特徴です。
しかし、近年の犬や猫は室内で過ごすことが多く、環境に合わせて体温調節ができる子が減ってきました。犬猫のお肌は実はとても敏感で、暑くなったり寒くなったり、あるいは皮膚に異常が現れたりしやすいのです。
ざっくり言うと、ペット服には犬猫のお肌を保護する効果があります。太陽熱や紫外線、虫、あるいは犬猫自身からの刺激を受けないように守ってくれるのです。(もちろん、裸のままでも快適に過ごせる犬猫もいます!)
犬猫に服を着せる効果について1つずつ見ていきましょう。
犬猫は上手に体温調節できるわけではありません。飼い主さんも、就寝時や外出時には部屋を快適な気温で保つように心がけている人も多いですよね。特に日本の気温の変化は激しいので、それくらい徹底する必要があります。
エアコンによる気温調整に加え、ペット服も活用していきましょう!
チワワ・パグ・トイプードル・ミニチュア・ピンシャーなどは寒さに弱いので、保温効果のあるペット服がオススメ!
サモエド・シベリアンハスキーなど暑さに弱い犬種には、接触冷感効果のあるクールベストなどがオススメです。
元気いっぱいの子は、暴れ回りすぎてよくケガをしちゃうんだとか。また、ノミ・ダニなどを外からもらって帰ってきたり、蚊に刺されてかゆくなったりと、犬猫にもトラブルが尽きません。
ペット服には、ケガの防止や防虫にも効果があります。
体をガードして擦り傷を防いだり、虫が被毛の中に侵入しないようにしたり、小さいことかもしれませんが、犬猫が健やかに過ごすうえで大切なことでもあるのです。
特に虫に関してはとてもデリケートで、防虫に特化した服もあるほど。
この服があれば、元気に走り回ったり他の犬と戯れたりすることが多いアウトドアも安心ですね。
犬猫の手術後の傷跡や、ケガを保護するために使うアイテムといえば、エリザベスカラー。しかし、周りは見えづらいし邪魔だしで、エリザベスカラーを嫌う子は多いです。
そんなときにも役立つのがペット服。傷痕や患部を覆うタイプを選べば、手術後でも安心して過ごせます。
また患部に薬を塗ったときには、薬を舐めるのを防いでくれますよ。「薬を舐めちゃうから治りが遅い……」と悩んでいる飼い主さんは必見です!
こちらのように、猫用のプロテクションスーツも販売されています。伸縮性があり体にフィットしてくれるので、動きが機敏な猫でもあまりストレスになりません。
汚れの種類によっては、被毛に付着するとなかなか落ちないことがありますよね。犬猫は人間のように毎日お風呂には入らないので「家の中までもが汚れちゃう……」なんていう経験をした飼い主さんも多いはず。
あらかじめ汚れるだろうと思われるときには、汚れ防止の意味でペット服を着せるのも効果的です。
次のようなエピソードもあります。
筆者の愛犬家の友達は、犬の誕生日に犬用のケーキを用意したところ、案の定クリームまみれになってしまったのだとか!幸い犬服を着ておめかししていたので、服が汚れただけで被毛の汚れは最小限だったそう。
ペット服なら洗濯すれば汚れは落ちます。ただしペットの肌トラブルが起きないように、敏感肌用の優しい洗剤を使ってくださいね。
犬や猫には「換毛期」といって、集中的に毛が生え変わる時期がありますよね。しかし換毛期は抜け毛で家具や家の中が汚れやすく、飼い主は大変な時期です。
そこで、換毛期にもペット服を着せてみましょう!抜け毛で家の中が毛だらけになるのを防ぐことができますよ。そのときは脱いだ後にしっかりブラッシングをしてあげてくださいね。
また、過剰グルーミングにより一部だけハゲちゃう場合もあります。過剰グルーミングが気になるときも、落ち着くまでペット服で保護してあげましょう!
盲導犬・介助犬・聴導犬などの補助犬は、服を着ていることが多いのをご存知でしょうか?補助犬の服は「マナーコート」といって、ペットの保護というより、周囲への抜け毛の飛散を防ぐ目的で着ています。
補助犬の飼い主は日頃からシャンプーやブラッシングで衛生面には気をつけていますが、抜け毛を0にはできませんよね。そこで周囲に迷惑をかけないように、マナーとして着ているのです。
また「介助犬」と印字された服もあり、「補助のために訓練された犬すよ」ということを周囲に伝える役割もありますよ。
「愛犬や愛猫に服を着せるとかわいい!そして肌を保護する効果があって嬉しい!」
でも、ちょっと待って!
ペットに服を着せるときに注意したいことがあるんです。
愛犬・愛猫が快適かつ健やかに過ごせるように、次の4点に気をつけましょう。
犬猫は人間のように服を着たまま長時間過ごすことはできません。着せっぱなしにすると被毛と皮膚が蒸れてしまい、最悪の場合、皮膚炎になることもあるのです。
しばらくペット服を着たらきちんと脱がせてあげてくださいね。基本的には、脱いでいる時間の方を長くします。
ペット服を着るのに最適なタイミングはお散歩です。外気温や紫外線から守ってくれますよ。
また冬であれば、寝る時間〜朝方に寝巻きとして着せる方法も。冬は夜中が一番寒いので保温する役割があります。
特に長毛犬は服の中で毛玉ができやすく、痒くなったり、不快に感じたりしやすいです。
服を脱がせたらしっかりとブラッシングをして毛玉を取ってあげましょう。また毛流れをきれいにしてあげると喜んでくれますし、ペットと飼い主のスキンシップにもなりますよ。
かわいいペット服には様々な装飾がついていますが、ボタンやリボンなどの小さい装飾には注意!取れたときに誤飲してしまったり、自分でひっかいて取ったりすることがあるので、装飾はあまりついてない方が良いでしょう。
また、リボンやフードがどこかに引っかかったら危ないので、ペット服を買うときには安全面も考慮しましょう!
服が嫌いなペットも少なからずいるもの。服を着るのを極端に嫌がる場合、ストレスに感じている可能性もあります。そのときは無理して着せず、脱がせてあげてくださいね。
ただ、犬猫と服の相性も関係します。
などなど、犬猫の様子を見ながら快適に着られる服を探してみてください!
「どんなペット服を着せればいいのかわからない」
そんな人は、まず高伸縮性のロンパースタイプを選びましょう!
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リブニットやフライスなどのニット生地は高い伸縮性があり、着せるときもラクラク、犬猫も元気いっぱい動き回りやすいのが嬉しいですね★
胴も足もしっかり覆われているので、紫外線対策や防寒、そして抜け毛防止など、さまざまな効果を期待できますよ。夏場で長袖だと暑い場合は、半袖やキャミソールタイプのロンパースもあります。
実際に触ってみて、伸び具合を確かめて選んでみてくださいね!
生地問屋YAMATOMIでは、犬猫のペット服にと生地素材を購入される方も実はたくさんいらっしゃいます!
ここでは生地問屋YAMATOMIで大人気のペット服にオススメの生地をご紹介します。
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ハリ感と多少の厚みがあるのでシルエットを出したいアイテムに向いています。スタイルの良い犬猫が着れば、かっこよくきまること間違いなし!
肌触りの良い定番のワッフルはシーズンを問わずカジュアルアイテムに向いています。伸縮性があり、着心地も爽やかなので、ペットに安心してお使いいただけますよ。
ふくらみがあり柔らかな風合いのフライス生地です。ペット服はもちろん、人間のトップス、ボトムス、ワンピースなど幅広くお使いいただけます!ペットとのお揃いコーデも叶うかも★
ソフトな膨らみ感のあるマイクロバルキーアクリルとレーヨンを組み合わせた、ふんわりなめらかで上質な風合いと軽量感を合わせ持つ、あたたかな素材です。これで大事な犬猫も快適になること間違いなし!
薄手でとにかく柔らかく、コンパクトな表面感と光沢感が魅力の生地です。ストレッチ性に優れており、シーズンを問わず様々なペット服に使いやすいです。
YAMATOMIが使いやすい理由は、豊富な品揃えの他にもあるんです。
それは……「1m」の少量から注文可能であること!
また裁断サービスもあるため、生地が届いたらすぐに作り始められちゃいますよ★
ペット服はただかわいいだけでなく、外からの刺激から守ったり、体温調整をしやすくしたり、衛生面を保ったりなど、様々な効果があります。
お散歩時にペット服を着ている犬をたくさん見かけるのは、ただ飼い主が自己満で着せているわけではく、こうした理由があったんですね。
とはいえ、どうせ着せるならやっぱりかわいいペット服が良い!うちの子に似合う服にこだわりたい!
そんな愛情たっぷりの飼い主さんは、ぜひYAMATOMIで生地を選んでオリジナル犬服・猫服をつくってみてください★