ホーム > PVCって何?中が見えるPVCバッグのPVCについて解説
2019.6.25
あなたは普段、どんなバッグを持ち歩いているでしょうか?
布製のトートバッグや丈夫なリュック、麻で編んだカゴバッグを日常使いしている人も多いでしょう。
しかし、最近透明のバッグを持ち歩く人が増え「バッグの中身見えてるよ!?」と驚いた人もいるかもしれません。
こうした中身が見える透明のバッグは「クリアバッグ」または「PVCバッグ」と呼ばれることがあります。
今回は「中が見えるけどおしゃれ!」と言われているPVCバッグの素材や魅力についてご紹介しましょう。
目次
PVCバッグの「PVC」という単語は、アパレル関係者以外はほとんど聞いたことがない単語でしょう。
「PVC」とはPolyVinyl Chlorideの略で、ポリ塩化ビニル素材のことを指します。
いわゆる私たちが日常的に使っているビニールやプラスチックと同じような合成樹脂素材のことで、ビニールなのでもちろん透明。
バッグなどアパレル向けに使われるPVCは無色透明だけでなく、色を付けたり柄をプリントしたりしたものを使用することもあります。
そんなPVC素材は、ここで紹介するPVCバッグの他にもシューズやボトムス、アウター、帽子などで使われることもあります。
PVC素材は伸縮性は期待できない、高温や熱に弱いというデメリットもありますが、ユニークな素材でもあるのでファッション業界で注目されているのです。
その最大の特徴はやはり透明であること。
透明なので透けて見えるわけですが、柄や色を主張せず透かして「見せる」ことで、他の素材や洋服の邪魔をしません。
また、耐久性が高く変形しない、そして汚れにくいのもポイント。
何度も使用するバッグはいつの間にか型崩れしてしまったとか、布製で穴が空いたというトラブルが起きやすいです。
そんなトラブルが無用になるので、実用性も高い素材だと言えます。
また、バッグもシューズも何度か使っているうちに汚れることは防げませんが、PVCなら汚れにくく、万一汚れてしまっても拭き取るだけで元の綺麗な状態に戻せるのです。
PVCバッグの流行が始まったのは2018年の春夏です。
通常バッグは大切な中身を見せないような工夫がされていますが、そんな今までの常識を打ち破るように、中身が丸見えのPVCバッグが大流行しました!
なぜここまで流行したのか?その秘密を見ていきましょう。
最初にPVCアイテムを展開したブランドはCLANEだと言われています。
コレクションを発表するファッションショーで無色透明のPVC素材を使ったアイテムを発表し、ファッション業界に新しい価値観を与えました。
そして有名なハイブランドCOACHやコム・デ・ギャルソンもPVC素材を使ったアイテムを多数打ち出し、人気のモデルや署名人、インフルエンサーなどもPVCアイテムを身に付けるようになり、瞬く間にブームが広まっていったのです。
PVCアイテムはバッグだけでなく、靴や洋服などもたくさんありました。
ただ、そうした斬新なアイテムを着こなせるのは社交界や芸能界などで、日常生活で着るには抵抗のある人も。
しかし、PVCアイテムの中でもバッグは比較的庶民にも取り入れやすいため、PVCバッグを持つ人が増えていったのです。
ファストファッションのブランドもそうした流行りの流れを読み、PVCバッグを販売するブランドも増え、そして人気が高まっていったんですね。
PVCバッグがここまで流行したのは、ミーハーな女性たちがこぞって取り入れたからではありません。
PVCバッグ自体にも素敵な魅力があるのです!
「バッグの中が見える=ダサい」という印象がありましたが、PVCバッグはむしろ「中が見えるからおしゃれ」だと言われています。
というより、中に入れるアイテムによって「ダサい」「おしゃれ」が別れるとも言えるでしょう。
つまり、中が見えるからこそ中に入れるアイテムにもこだわるようになり、バッグ以外の小物がおしゃれになっていくという流れができるのです。
また、荷物が少ない人はPVCバッグの中身はあまり主張されません。
その代わりトップスやボトムスといった身につけているアイテムの邪魔にもならず、むしろナチュラルに引き立ててくれるというメリットもあるんですね。
さらに、実用性においてもPVCバッグは優秀です。
変形しにくく耐久性があり、汚れや水濡れにも強い。
大きなバッグでも透明ゆえに目立ちにくいため、ファッションの邪魔にもならず、どんな洋服にも合わせやすいですね。
PVCバッグはただのバッグではありません。
透明だからこそ、使い方次第で楽しめるのがポイント!
それでは、おしゃれなインスタグラマーたちはどんな風に活用しているのかをご紹介します。
PVCバッグを使うとき、中に入れる持ち物にこだわる人が増えてきました。
お出かけに必須のサイフはもちろん、スマホも人に見せられるようなカバーに変え、好きなアイドルの写真や切り抜きを見えるように入れて持ち歩く人も。
色の付いた半透明のバッグの場合は中に入れたものの色味が抑えられるので、アイテムをモノクロに統一することが中がごちゃごちゃして見えるのを防ぐこともできます。
どうしても小物に統一感が出せなかったり、ごちゃごちゃして見えるのが気になる場合、中にポーチを入れるのもオススメ。
小物がバラけるのを防ぎつつまとまりがあるように見せることが可能です。
「透明なら中身のバッグだけ使えば良いのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、PVCバッグのツヤ感やクリア感は他の布製品では表現できないもの。
こうしたツヤ感・クリア感を取り入れられれば上級者でしょう。
取っ手の付いていない小さなポーチが気に入ったけど、持ち歩きにくい。
そんなときはPVCバッグの中身としてインしちゃいましょう!
PVCバッグはシーズンごとに新しいデザインが出ているので、バッグだけでおしゃれなものもたくさんあります。
そのため、荷物は最小限に抑えてポケットに入れ、PVCバッグを空っぽの状態で使う人も出てきました。
何も入っていないけどおしゃれなのは、PVC素材が透明でクリア感があるから。
洋服の邪魔にはならないけど、引き立ててくれる、そんなアイテムです。
「ビニールやプラスチック素材はダサい」という概念が覆されます。
PVCバッグの魅力はいかがでしたか?
YAMATOMIでもPVC素材を多数取り扱っています。
バッグはもちろん、クリアシューズなどにも活用できるPVC素材をご紹介します!
0.6mmの厚さのあるPVC素材。
透明で光沢があり、透明から青、赤、ブラウンなど多数のカラーバリエーションが揃っています。
PVCバッグはもちろん、様々な衣装やインテリアなどにも活用できますよ!
毎年少しずつ流行の形は変わりますが、ビニールやプラスチック素材の概念を変えたPVCバッグは新たにおしゃれアイテムに仲間入りしました。
夏に近づいているということもあり、今後しばらくは中身の見えるおしゃれ、透けるおしゃれのブームが再燃するでしょう。
あなたもPVCバッグなどのクリア素材を取り入れ、流行りに乗って「見せる」というおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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