ホーム > マリメッコだけじゃない!北欧風の生地を使ったインテリアやファッション
2018.11.16
あなたの身の回りにある家具や生地のデザインなど、どの国から発祥したものかご存知でしょうか?
日本では海外からの輸入家具や輸入デザインがたくさんあるのですが、その中でも「洋」や「カントリー」を思わせる北欧デザインが人気を高めています。
しかし、そもそも北欧デザインや北欧風などの言葉で言われている「北欧」とはどこなのでしょうか?
また、そのデザインができた文化も知りたいですよね。
北欧好きな人にとっては、北欧風の生地にはどんなデザインがあるのかも気になるところ。
そこで今回は、北欧デザインの文化や北欧風の生地の種類についてご紹介していきましょう。
目次
「北欧風」で言われている「北欧」というのは、地球の北側に位置するスカンディナヴィア諸国やフィンランドのこと。
スカンディナヴィア諸国にはアイスランド、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンが含まれています。
そのことから、北欧デザインは「スカンディナヴィアデザイン」と呼ばれることもあるのです。
これらの国をイメージすると、ちょっと寒い国であることから暖かみのあるデザインや、色鮮やかでおしゃれなデザインをイメージしますよね。
北欧風の家具も流行していますが、もともと北欧では、長く寒さの厳しい冬が来ると室内で過ごすことが増えるため、飽きのこないシンプルなデザインが好まれて作られていたのです。
そのシンプルさが北欧以外の国でも受けて、世界中で愛されるようになりました。
北欧デザインの生地については、デンマーク系アメリカ人がアメリカにスカンディナヴィアデザインのハンドクラフト品を輸入したことからブームが始まりました。
北欧風の家具はシンプルなものが多いため、布製品(ファブリック)で生活を彩っていたのです。
そのため北欧デザインの生地には鮮やかな色が使われていたり、生地いっぱいに柄がプリントされていたりしていますよね。
また、その日のお料理メニューやおもてなしするお客さんによって、テーブルクロスを変えるなんてことも日常的なのだそうです。
また、北欧といえばムーミン!
ムーミン好きな人はあの雰囲気に惚れた人も多いはずなので、きっと北欧デザインのアイテムも好きになるはずです。
北欧風のデザイン・柄と言うと、どんなものをイメージしますか?
代表的なのはマリメッコではないでしょうか?
マリメッコのブランドもあるほど、世界中で人気のデザインですよね。
しかし、日本人の多くが「マリメッコ」で想像するのは、大きな花柄の「ウニッコ」でしょう。
マリメッコはウニッコ以外のデザインも出していますし、他にも「ユンバリ」と言われる北欧ブランドもあります。
「北欧デザイン」とひとことで言ってもその範囲は幅広く、数十、数百、数千種類ものデザインがデザイナーによって生み出されているのです。
基本的に北欧風デザイン生地は糸そのものをどうこうするよりも、すでにある生地にデザインがプリントされて作られてます。
そのプリントに使われる生地の素材は綿素材が多いです。
その理由もシンプルで、単純に綿へのプリントが簡単だから。
さらに綿は一度染色するとなかなか色落ちしにくいという特徴もあります。
それでは、北欧風生地にはどんなデザインの種類があるのか?そして、私たちの日常生活ではどのように活用されているのか?についてご紹介していきます。
まずは日本でも大人気のマリメッコデザインの生地を見ていきましょう。
マリメッコデザインは有名なウニッコ(花柄)だけでなく、もっとシンプルなデザインのアイテムもあります。
ファッション小物からインテリアまで、幅広く使われているのです。
こちらはウニッコ柄のショルダーバッグ。
ウニッコデザインのファッション小物はそれひとつで存在感が出せるので、お洋服をシンプルな無地にしてもOK!
色も黒から赤、青、ピンクなどいろいろありますよね。
このシンプルなくねくねボーダーラインのデザインもマリメッコです。
一見するとくねくねとした動きだけが気になるボーダーラインなのですが、色使いにポイントがあります。
ポップカラーを選ぶことで、シンプルなデザインでも可愛くすることができるのです!
北欧好きな人は「ユンバリ」というブランドをご存知の方も多いかもしれません。
そこで、ユンバリに代表されるデザインをピックアップしました!
マリメッコ派、ユンバリ派…あなたはどちらが好きでしょうか?
こちらは「ユンバリと言えば…」のデザイン。
比較的シンプルなマリメッコに対し、ユンバリは色鮮やかで楽しい雰囲気のデザインが多いです。
これをクッションにしたり、カバンにしたり、靴下にしたりと使い道が豊富!
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こちらもユンバリに代表されるデザインで、こちらは色使いも抑えられていてシンプルに見えますね。
しかしよくよくデザインを見てみると…
一見果実が並んでいるように見えますが、その表現の仕方にひとクセもふたクセもあります。
このような、パッと見では気付かないちょっと変わった表現が好きな人も多いでしょう。
続いて、北欧風デザインのカーテンをご紹介します。
カーテンは部屋の大部分を占めるため、カーテン一つで部屋の雰囲気や表情を変えることが可能です。
小物などでまだ北欧アイテムを取り入れられない人や、まずは大きな面積のところから攻めたい人はカーテンから挑戦してみましょう!
このようなクセのあるデザインは、北欧デザインであることが多いです。
このカーテンを部屋につけることで、一気に部屋の雰囲気が変わりそうですよね。
北欧デザインには、一気に部屋の雰囲気を変えてしまうようなデザインが多いのです。
気分や季節に合わせてカーテンを付け替えるのも楽しいかもしれません。
こちらのカーテンも使われている色は抑えめであるものの、柄・デザインのおかけで強い印象があります。
北欧デザインにはいろいろなデザイナーさんがいるので、カーテンを見て誰のデザインか気になったら調べてみてください。
きっとお気に入りのデザイナーさんが見つかるはずです。
これだけクセが強い北欧デザインのファブリックですが、身に着ける服など、ファッションアイテムに取り入れるのに勇気が必要な人もいるのではないでしょうか?
ですが靴下などのちょっとした部分になら取り入れやすく、しかも身に着けるとかわいくてテンションが上がるものも多いのです。
北欧デザインのファッションアイテムをご紹介します。
あまり面積を取らない靴下になら取り入れやすい北欧デザイン。
このしずく柄のキエトアソックスもかわいらしく、家の中で履いてぬくもりたいですよね。
靴を脱いだときに「あ、かわいい」と思えるデザインを探してみてください。
自分が身に付けられないファッションアイテムでも、お子さんならどうでしょうか?
子供のうちはどんなヘンテコな服を着ていてもかわいいので、この画像のようなインパクトのある北欧デザインのズボンを履いていてもかわいくなること間違いなし!
しかも、服が特徴的だと遠くから探すときも見つけやすいんですよ。
それでは最後に、YAMATOMIでオススメしたい北欧風生地をいくつかご紹介します。
北欧風生地は綿やポリエステルにプリントされて利用されていることが多く、色落ちもしにくいので繰り返し使えますよ。
優しい色合いと可愛らしさが魅力の北欧風生地です。幅広いアイテムにご活用いただけます☆
楽しく可愛い動物モチーフ柄のポップな北欧風生地。暮らしにアクセントを添えてくれるデザインです。
一面にちりばめたプチリーフのデザインが可愛らしいオックス生地です。特にカーテンやカバーなどのインテリアにオススメ!薄手のため裏地を付けるのもいいですね。
ナチュラルで可愛らしいイメージの北欧風デザインの生地です。エプロンやインテリアなど様々なアイテムに是非どうぞ☆
2㎝サイズの小さなキャンディドット柄がかわいいオックス生地です。ソフト加工により柔らかく仕上がっているため、スカートやワンピースにもオススメ。インテリア雑貨にしても可愛いですね★
細やかな描写と抽象化がマッチした大輪の花がプリントされています。モダンな表情ものぞかせるデザインは万能に活躍してくれるでしょう。
色をたくさん使って鮮やかにデザインされた花柄の生地で、インテリアからワンピースまで使えます。
北欧デザインのファブリックの特徴は「それ一つで雰囲気をガラッと変える」ということ。
シンプルで飽きのこない家具を長く愛用する、北欧らしい発想から色鮮やかでクセのあるデザイン生地が生まれました。
北欧人はたくさんファブリックを持っていて、そのときの気分や料理、来客に合わせて使うものを変えます。
自分の生活スタイルを、ファブリックを変えることによって楽しんでいるのです。
今、日本では北欧での生き方を真似する人が増えてきました。
あなたもおしゃれな北欧デザインのファブリックで、雰囲気の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?