ホーム > 【小ロット生産LABO】ハンドメイド作家を目指すなら!誰もがWebにお店を持てるminne・Creema・store.jp・ BASE の特徴について調べてみた
2018.9.18
こんにちは。YAMATOMI LABOです。
働き方改革・副業解禁……さまざまな働き方が認められてきていますよね。
そんな世の中の流れに合わせ、手芸やハンドメイドに興味のある方の中には自分の作品を販売してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
まずは副業として、いずれはフリーランスのハンドメイド作家として……
考えるだけでもワクワクしてきますよね!
今回はそんな方にオススメな販売サイトをYAMATOMI目線で調査☆
マイペースに少ロット販売が可能な、個人のハンドメイドサイト minne や Creemaはもちろん、
個人でもECサイトを簡単につくれるstore.jpやBASEについて、それぞれの特徴をご紹介いたします!
目次
ハンドメイド作家として、どんなに作品を作っても作品が売れなければハンドメイド作家を名乗ることができません。ひと昔前であれば、雑貨屋さんに頼んで委託販売をしてもらったり、路上で販売をしたり……と苦労の多かった個人のハンドメイド作家の商品販路ですが、近年ではインターネットで個人間での販売がカンタンにできるようになりました。
自分でサイトをたちあげたり、ブログやSNSなどでの集客力を持たない方であっても、作品に魅力があれば販売することができるようになったのも個人のハンドメイド作家の方が増えている理由だったりします。
有名ブロガーだったり、SNSのフォロワー数が多かったりするわけではないけれど、これからハンドメイド作家として活動していきたい!と考えている方におすすめの販路を2パターンご紹介します。
ハンドメイド作品を販売したいなと思った際に、まず思い浮かぶのはminneなどのハンドメイド販売サイトではないでしょうか?最近ではメルカリなどでもハンドメイド作品の販売が増えてきていますが、やはり売れ行きが良いのは、ハンドメイド作品を求めて日々閲覧している方の多いハンドメイド専門の販売サイトです。
2トップとも言われるハンドメイド販売サイトを比較してみましょう。
サービス開始はCreemaより遅かったものの、スマートフォン向けアプリの開始により10代~20代の利用者が増えました。現在では国内最大手といえる会員数はそれだけ売れる可能性もあがるため魅力ですよね。特に、好きなハンドメイド作家のフォローやコミュニケーションが取りやすいシステムがSNS世代の若者に人気です。
プレゼントとして一点物のアクセサリーの購入をしたいと探している購入者の方が多いため、大量生産はできないけれど1点1点にこだわって作品を作っている方におすすめです。
minneよりも販売手数料が2%高く、作品点数も若干減りますが、ハンドメイド作家の方に嬉しい仕組みがたくさんあるのはCreemaです。これから初めてインターネットでの販売をするという方には、販売手数料は35%になりますが、代理出品サービスというものもあります。作品を送るだけで販売してくれますので、委託販売としてまずは試してみたいという方にもおすすめです。
また、minneよりも作品のジャンルが広く、バッグやアート作品、家具まであるのでアクセサリー以外の販売を考えている方にはCreemaが合っているでしょう。
【個人のハンドメイドサイトのメリット】
・集客が不要
【個人のハンドメイドサイトのデメリット】
・手数料が10~12%取られてしまう
・売上の入金時にも振込手数料が取られてしまう
【こんな方に向いている!】
・ハンドメイド作家としてゼロからスタートしようと考えている方
個人のハンドメイドサイトでの販売は集客には苦労しませんが、気になるのは販売手数料。売上に対し、10%前後が手数料として取られてしまうのは、ハンドメイド作家として独立を考えるうえではスルーできません。
手数料を収めずにインターネットで販売する方法としては、自身でECサイトを運営するというものがあります。しかし、自分でECサイトをイチから立ち上げるのはなかなかハードルが高いもの。
しかし最近では、store.jpやBASEといった無料で利用できるECサイトも増えてきていますよ!本当に無料なのでしょうか?詳細をみてみましょう。
store.jp・BASEともに初期費用や月額費用は無料ですが、最大の違いは商品登録数です。store.jpでは5つまでしか登録ができませんので、たとえば5種類以下の同じ商品を大量に販売する……という場合であれば問題ないでしょう。ちなみに月額980円の有料会員は上限なしです。
しかし、クレジットカードでの決済がメインとなるECサイトでは、クレジットカード手数料が1.4%高いのは気になるところではあります。
しかし、嬉しいのはプロのカメラマンが商品写真の撮影を5点まで(有料会員は20点まで)行ってくれるサービス。ECサイトでは商品写真がすべてといっても過言ではありませんので、ぜひお願いして見栄えをよくしたいものですよね。
store.jpと比べると後発ではあるものの、サービスの拡充や勢いがあるのがBASEの特徴です。無料で利用できる機能が多く、クレジットカード手数料がstore.jpよりも安く、商品登録も無制限でできます。
さらに、デザインのテンプレ―トが多いのも画面にこだわりたい方には嬉しいですよね。さらにはCSV商品登録が可能であったり、独自ドメインが利用できたりと、使い勝手の良さにも定評があります。また、サービス開始からサービスがどんどんバージョンアップされているので今後にも期待ができます。
【ECサイト運営のメリット】
・販売手数料がハンドメイドサイトより圧倒的に安い
【ECサイト運営のデメリット】
・地道に宣伝や集客を工夫しなければいけない
【こんな方に向いている!】
・ハンドメイドサイトで固定ファンがついたのでビジネスとして利益を増やしたいと考えている方!
というわけで、ハンドメイドサイトのminne ・Creema、ECサイトのstore.jp・BASEについて解説してきました。それぞれに特徴が異なるため、ご自身の作品やハンドメイド作家としての立ち位置などによって使い分けるのが良いでしょう。しかし、あまり販路を転々とするのは自分の作品を購入したいと思ってくれている方にとって混乱させてしまうことにもなります。
そこで、まずこれから始めようと思っている方はまずはハンドメイドサイトで固定ファンを増やし、ECサイト運営に移行するという方法がおすすめです。その間、ブログやインスタグラムなどを活用しつつファンの方への発信をし続けることのできる一定の場所があると安心ですね。
それでは、さっそく販売するための作品づくりに着手しましょう!
まずは少しずつ無理のない範囲で始めるのが成功するためのコツです。生地問屋YAMATOMIでは、個人のハンドメイド作家さまにも少ロットから短納期で生地を販売しています!お探しの生地がある場合には、ぜひ生地問屋YAMATOMIのご利用をご検討くださいね。