mina.jewelry様インタビュー

~ 価値観の選択肢を広げるセミオーダーで結婚指輪の制作を行う〈mina.jewelry〉さま ~

mina.jewelry様インタビュー

生地問屋YAMATOMIの裁断をご利用いただいているお客さまへの取材企画の第二弾。今回は「mina.jewelry」店長の岩﨑さんにお話を伺いました!

ーー本日はよろしくおねがいします。まずはお店についてお伺いしてもいいでしょうか。

ここはmina.jewelryのショールームになっていて、マリッジリングをオーダーメイドで作っていただくことができます。一から作るのではなく、オリジナルのデザインの中から素材や色、形を組み合わせて選んでいただけるのが特徴です。ショールームは完全予約制になっているので他のお客様を気にせずにゆっくりとリングを手にとって見ていただける場所になっています。

mina.jewelryのショールーム

ーー他のお客さまを気にせずゆっくり選べるのはとても嬉しいですね。
YAMATOMIとは4年以上のお付き合いになるそうですがお知りになったきっかけはなんですか?

プレゼント用のラッピングを今までは一般的な包装紙を使っていたのですが「もっとmina.jewelryらしいラッピングにしたいね」という話になり、どんな素材を使おうかと考えたときに生地を使おうという案が出たんです。そこで生地屋さんを探すことになってYAMATOMIさんと出会いました。
生地の色は白と決まっていたのですが、白の生地だけでもたくさんの種類があるのに驚きました。YAMATOMIさんに相談に乗ってもらい、ラッピングするときに扱いやすくシワになりにくいものをいくつかピックアップしていただきました。

ラッピング材のリニューアル

ーーなるほど。ラッピング材のリニューアルがきっかけだったんですね。
裁断も頼んでみようと思われたのはなぜですか?

実は生地を使う話が出た後、始めはスタッフが手芸屋さんで生地を買ってきて、自分たちで裁断をしてみたんですよ。この作業がとても大変で難しくて。なかなかまっすぐ切れないんです(笑)YAMATOMIさんで裁断もできると知って、一緒にお願いをしようということになりました。自分たちでやるよりも仕上がりもきれいですし、作業の時間も減るので効率的でとても満足しています。

ーー確かにお客さまが手に取るものは仕上がりがよりきれいな方がいいですよね。
こちらが裁断した生地が使われているラッピングですか!とても素敵ですね。

ありがとうございます。日本の古来からの文化である風呂敷には「大切な物を包んで相手に贈る」という意味があるのでこの形になりました。
結び目に差しているドライフラワーはスタッフが生花を選んでドライにするところから手作りしているんです。お客さまが大切なリングを開ける瞬間もすてきな時間になるようにと考えています。

裁断した生地が使われているラッピング

ーースタッフの方の想いが込もったラッピングなんですね。最後になりますが今後の展望を教えていただけますか?

今はお店が大阪だけなので遠方からショールームに来てくださるお客さまもいらっしゃるんです。ショールームに来ることができないお客さまの為にメールオーダーのサービスもあるんですが、リングを手にとって見たいというお声もあって。今後は全国各地で予約無しで来ていただける展示会を開催する予定です。今までお会いできなかったお客さまに会えることがとても楽しみです。

スタッフの方の想いが込もったラッピング

取材のご協力ありがとうございました!

取材・文・写真:濱本由麻

協力:mina.jewelry様(https://mina-jewelry.com)